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本作はインディーズで人気のデュオ、ハルレオの解散ツアーを描いた青春音楽ロードムービー。小松がレオ、門脇がハル、成田凌が付き人のシマを演じている。ハルレオがライブをする際の衣装であるつなぎ姿で登場した2人。「ハルです」「レオです」「(2人合わせて)ハルレオです」という劇中恒例の挨拶でイベントはスタートした。
封切りからおよそ3週間経ち、周囲の反響を問われた門脇は「若い方よりも、母の友達とか、想像以上に幅広い年齢層の方から感想をいただきます」と答える。中でも2人が撮影前に猛練習した歌とギターのことを褒められるとうれしいらしく、小松は「ギターがんばってよかった!」と浮き立ち、「ハルとレオの声の相性がいい」という感想に門脇も「すごくうれしい……」と笑みをこぼした。小松は仲のいい友人から「(歌が)うまいとは言えないけど希望は持てる」と言われたことに触れ、「最初は『おい!』とメール返しちゃいました」と笑う。
普段は口数の少ないハルだが、ライブシーンでは彼女がMCで長くしゃべるシーンが多い。小松は「麦ちゃんが語ってるとセリフに聞こえなくて、すごくドシンとくる。見ていて隣で私も聞き入っちゃう」と述懐。2人はそんなハルを「内に秘め過ぎている女」、一方のレオを「マイペースで自由奔放過ぎる女」と表現する。
イベントには、劇中衣装を手がけたスタイリストの伊賀大介も急遽登壇した。ハルレオというギターデュオのイメージを最初はつかめなかったという小松と門脇。小松は「つなぎに救われた。つなぎを着たらすごくしっくり着た」と振り返り、門脇も「つなぎを着てギターを担いで(自分を)奮い立たせる。つなぎは必須アイテムでした」と衣装の重要性に触れる。伊賀は、最初に監督の塩田明彦から「ハルレオはつなぎでいきたい」と相談を受けたことを回想し、「僕がよく夏につなぎを着ていたこともあって、『これはもらった』と思いました。最初から2人はすごく似合ってたんです」と裏話を披露した。
レオが着る服はサイズが大きめのものを選んでおり、伊賀は「レオはハルの歌を歌っていくことで、どんどん脱皮していくイメージ。サイズも気にしないで、シルエットの大きいものがレオっぽいと思った」とその理由を語る。一方でハルの服は体にフィットするようなものを選択しているそう。門脇の「一見逆かな?と思いつつ、ハルのほうが女性らしいラインが出る服を着るのが面白かった」という発言を受け、伊賀は「そこがハルの強いところ。自分の性別に対して自信があるというか、その姿が美しいと思って着ている」と語った。衣装合わせは1日で終わったそうで、門脇は「最初からものすごくしっくりきて、びっくりしました」と伊賀の手腕に舌を巻いたことを明かした。
「さよならくちびる」は全国で公開中。
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- ハルレオ 公式サイト
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