本作はアラサー、独身、実家暮らしの派遣社員で不毛な婚活に疲れた濱鐘子を主人公としたラブストーリー。魅力的な歳下のイケメンを相手に、自分は既婚者だと嘘をついてしまった彼女の恋模様を描く。「花咲舞が黙ってない」以来、4年ぶりに連続ドラマへの出演を果たす杏が鐘子を演じる。
原作は、東村が初めてオールカラーの縦スクロールマンガとして発表した作品。ドラマ化を受け、東村は「新しいチャレンジで始めたこの連載がこんなに早くドラマ化されるとは、本当に嬉しいです。しかも主人公の鐘子役を私の大好きな杏ちゃんがやってくれると聞いてびっくりしました。鐘子のイメージにぴったりです! ドラマを楽しみにしつつ、さらに連載も頑張ります!」とコメントしている。また、東村の作品をほとんど読んでいるという杏は「この話は、実は不倫ではありません。タイトルにはドキっとさせられますが、フタを開けてみると、主人公を応援したくなる、もどかしいラブストーリーだったりします」と述べた。
脚本は「のだめカンタービレ」「サバイバル・ウェディング」で知られる衛藤凛が担当。同じく東村原作のドラマ「東京タラレバ娘」を手がけた鈴木勇馬と南雲聖一が演出に名を連ねた。
原作の「偽装不倫」は現在、2巻まで販売中。4月25日に3巻が発売される。
水曜ドラマ「偽装不倫」
日本テレビ系 2019年7月放送スタート
杏 コメント
連続ドラマ出演は4年ぶりということで、色々と迷う部分もありましたが、その中で大好きな東村アキコ先生原作の「偽装不倫」を出してもらい、これを全力でやってみたいという思いがふつふつと湧いてきました。
不倫モノは、私はなかなか共感できないのですが、この話は、実は不倫ではありません。タイトルにはドキっとさせられますが、フタを開けてみると、主人公を応援したくなる、もどかしいラブストーリーだったりします。主人公とミステリアスな青年が出会い、この先、どうなるんだろうと、毎話待ちきれない、今までになかった作品になると思います。
東村さんの作品はほとんど全部読んでいて、実写化のニュースを耳にするたびに、私も演じたかったなと思ってきたので、今回出演が決まって、とても嬉しく思っています。
原作者の東村さんにも、原作ファンの方にも楽しんでいただけるドラマにしたいです。
気合いを入れて頑張ります。暑い夏を一緒に過ごしていただければ嬉しいです。
加藤正俊(プロデューサー)コメント
さすが、東村さん。原作マンガは、読めば読むほど次の展開が気になって仕方ない、ワクワクする物語です。そして主演はなんと、久々のドラマ出演となる杏さん。「東京タラレバ娘」と「花咲舞が黙ってない」という、私が手がけた大好きなドラマのお二人の融合が実現しました。きっと、爆発的な化学反応を起こして、面白いドラマになると確信しています。どうぞご期待ください。
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東村アキコの漫画『偽装不倫』が連続ドラマ化。主演は杏、脚本は『のだめカンタービレ』の衛藤凛が担当(映画ナタリー) https://t.co/TUrVbKkgpx