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塚本晋也が「斬、」で文部科学大臣賞に、「時代を超えた塚本映画の到達点」

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「斬、」

「斬、」

斬、」でメガホンを取った塚本晋也が、平成30年度(第69回)芸術選奨の映画部門において文部科学大臣賞を受賞したことがわかった。

本作は、江戸時代末期の江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄される浪人と彼に関わる人々を描いた時代劇。池松壮亮、蒼井優、中村達也、前田隆成、塚本がキャストに名を連ねた。

このたび塚本が受賞した理由については「一貫して脚本、美術、撮影、編集、出演を兼ねた映画作りをしているが、制約の多い時代劇の『斬、』においてもそのスタイルを貫き、映画を志す者に刺激を与え続けている。一方で、日本映画史上の時代劇に敬意を払いつつ、『人を斬る』ことの意味を通じ、今までの時代劇には見られない『生と死』を巡る哲学的な考察に踏み込んでいる。それは正に現代社会を撃つことにほかならず、時代を超えた塚本映画の到達点となった」と発表された。授賞式は3月12日に行われる。

「斬、」は現在上映中。

(c)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

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