MOOSIC LABで2冠、中村守里の主演作「書くが、まま」単独公開

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MOOSIC LAB 2018の長編部門で観客賞と最優秀女優賞を受賞した「書くが、まま」が、2月9日より東京・K's cinemaにて単独公開される。

「書くが、まま」

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「書くが、まま」

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本作は、自分の気持ちを書くことでしか表現できず、クラスでいじめを受ける中学2年生の少女・松木ひなのの物語。ラストアイドルファミリー・LoveCocchiの中村守里がひなのを演じ、ひなのが保健室で出会う教師・進藤有紀に長谷川葉生が扮した。監督を務めたのは「ばぁちゃんロード」の脚本を手がけた上村奈帆。自身の体験をベースに、14歳の少女の成長を描いた。

単独公開決定について、中村は「誰もが通る14才の景色、みなさんの景色はどのようなものでしたか……? この気持ちをもっと広く届けるためにも私自身もっと成長して大きくなります!」、上村は「思い出のたくさん詰まった時間とともに、次のステップに踏み出す事ができ感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。また、「漫画 君たちはどう生きるか」の作者・羽賀翔一、コピーライターであり「アイスと雨音」「君が君で君だ」のプロデュースを担当した阿部広太郎も、本作を称賛している。

中村守里 コメント

最優秀女優賞だと聞いた時は、本当に私なのか?と疑ってしまいました。でも受賞できたのはこの作品に出逢えたから。松木ひなのという私の分身のような役に出逢えたからだと思っています。「書くが、まま」に関わった全ての関係者の皆様に感謝いたします。MOOSIC LABから単独公開へ。「ひとりでも多くの方へ届け」は上村組みんなの悲願でした。誰もが通る14才の景色、みなさんの景色はどのようなものでしたか……? この気持ちをもっと広く届けるためにも私自身もっと成長して大きくなります! また、素敵な賞に恥じないよう負けないよう精一杯努力します。ぜひぜひ観ていてください!

上村奈帆 コメント

MOOSIC LAB 2018で上映していただいたこの1カ月間は、作品が育っていく上でとても大切な一歩となりました。思い出のたくさん詰まった時間とともに、次のステップに踏み出す事ができ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。この作品は、ただ、好きなものを好きでいたかった、そんな人たちの物語です。走り出したばかりの映画「書くが、まま」を、どうぞよろしくお願い致します。

羽賀翔一(マンガ家)コメント

心のなかを紙に書いて、土を掘っていくように、自分の本当の感情を探す。そんな経験があるすべての人に、懐かしい真剣さと、新しい勇気を与える映画だと思う。

阿部広太郎(コピーライター)コメント

実家から引っ越す時、表紙に「アイデア」と書かれた大量のキャンパスノートが出てきた。書きなぐった言葉の断片たち。どのページも足掻いている。狂おしいほど書ける自分になりたかったあの頃を思い出す映画。あの主人公も、書き続けてほしい。

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