オカルトエンタテインメント番組「緊急検証!」シリーズを映画化した「緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー」の収録が、東京都内のスタジオで行われた。
CSのファミリー劇場で不定期放送されている「緊急検証!」シリーズは、オカルトにまつわるテーマを専門家たちのプレゼンを通して検証していく番組。その映画版となる本作では“オカルトの未来をかけた聖戦”という壮大なテーマのもと、かつて日本で社会現象となった「ネッシー」「ノストラダムス」「ユリ・ゲラー」の3つのトピックに焦点を当て、過去の研究を凌駕する新たな見解を見出していく。
映画化というものの収録は通常通りに行われ、クラウドファンディングの出資者60人が観覧に参加した。スタジオには進行役の
収録後の囲み取材にて、大槻は映画化が決まった際の心境を「はあ?と思いましたよ(笑)」と素直に告白。「小芝居するのかな?とか思っていたので、まさかこういう形式になるとは。でも番組の面白さをダイレクトに映画にできたんじゃないでしょうか」と満足げに述べた。続いて辛酸は「(スタジオに)クレーンカメラがあったのでゴージャスな映像が楽しみです」と映画ならではの豪華さをアピールし、吉田は「真か偽かという論争ではなく、オカルトを楽しもうということ。いい大人たちがわいわいやってるのを前提で観に来てくれたら」と観客にアドバイス。
劇中のVTRにはユリ・ゲラーや秋山眞人ら、オカルトブーム全盛期に一世を風靡した人々も登場する。逸見は「世の中にどういう影響を与えていたのか?と、きっとググりたくなるはず。そこからまた、オカルトを知りたいという気持ちにリンクしたらいいな」と本作が持つ役割に期待。中沢は「当たっているかどうかより、今まで聞いたことのない情報があることがオカルトにおいて大事だと思うので、観る価値は絶対あります!」と目を輝かせた。
本作はこの日収録されたスタジオパートに加え、オカルト三銃士の姿を映すドキュメンタリーパートとあわせて構成。山口は密着映像を見どころに挙げて「オカルトってその人の生き様だと思うんです。オカルト不遇の時代を乗り越えて、今プチブームを起こしつつある僕らの世代(の生きてきた証)を感じてほしい」と伝えた。また飛鳥は「少なくとも日本アカデミー賞のドキュメンタリー部門では……」と映画賞に色気を出して「何が起こるかわからない。『カメラを止めるな!』だって低予算であの大ヒット、海外で賞も獲っちゃう。これはオカルトですよ、絶対!」と主張。「(本作が)1回で終わると思ってませんから。2、3、4、5……どんどん行きますよ!」と勢いよく願望を語った。
取材では、大槻が最近あったオカルト体験を打ち明ける場面も。「あるホラー映画の試写状が事務所に届いたんです。宛先に僕の事務所の名前が書いてあったんですけど、宛名が『稲川淳二様』になっていて……これは怖かった!」とおびえる大槻の話を、共演者たちは興味津々で聞いていた。
なお今回、本作のナレーターを声優の
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中沢健 (作家・UMA研究家) @nakazawatakeshi
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