ルネ・ラルー特集でティバちゃんのお面配布、Tシャツや目玉ドリンクなども販売

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SFアニメーション作家ルネ・ラルーの長編全3作を特集する「ルネ・ラルー ファンタスティック・コレクション」にてオリジナルグッズが発売決定。入場者プレゼントとして「ファンタスティック・プラネット」のキャラクター“ティバちゃんのお面”が数量限定で配布されることも明らかになった。

「ルネ・ラルー ファンタスティック・コレクション」入場者プレゼントの“ティバちゃんのお面”イメージ

「ルネ・ラルー ファンタスティック・コレクション」入場者プレゼントの“ティバちゃんのお面”イメージ

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「ルネ・ラルー ファンタスティック・コレクション」B2ポスター(税込価格700円)

「ルネ・ラルー ファンタスティック・コレクション」B2ポスター(税込価格700円)[拡大]

1929年生まれのラルーは、大人向けの長編アニメーションが珍しかった1970年代から1980年代のフランスでローラン・トポール、メビウス、フィリップ・カザらアーティストと組み、資金難から自国フランスではなくチェコスロバキア、ハンガリー、北朝鮮の制作スタジオを頼って壮大なSF世界の視覚化に挑んできた。今回の特集では「ファンタスティック・プラネット」「時の支配者」「ガンダーラ」の4K修復版がスクリーンにかけられる。

「ファンタスティック・プラネット」オリジナルTシャツ(HUMAX限定デザイン)のイメージ(税込価格7700円 / S・M・L・XL)

「ファンタスティック・プラネット」オリジナルTシャツ(HUMAX限定デザイン)のイメージ(税込価格7700円 / S・M・L・XL)[拡大]

「ファンタスティック・プラネット」オリジナルTシャツ(Q-TAデザイン)のイメージ(税込価格7700円 / S・M・L・XL)

「ファンタスティック・プラネット」オリジナルTシャツ(Q-TAデザイン)のイメージ(税込価格7700円 / S・M・L・XL)[拡大]

「ファンタスティック・プラネット」ポストカード3枚セットイメージ(税込価格550円)

「ファンタスティック・プラネット」ポストカード3枚セットイメージ(税込価格550円)[拡大]

オリジナルグッズは、公式パンフレット、B1とB2のポスター、「ファンタスティック・プラネット」Tシャツ2種、同作のポストカード3枚セットの合計6点。Tシャツが2種類とも購入できるのは東京・渋谷HUMAXシネマのみとなっており、そのほかの劇場では、本企画のキービジュアルも手がけたコラージュアーティスト・Q-TAがデザインしたTシャツ1種が販売される。

ティバの目玉ドリンクイメージ(税込価格850円)

ティバの目玉ドリンクイメージ(税込価格850円)[拡大]

ドラーグ族 クッキー(税込価格850円)ビジュアル

ドラーグ族 クッキー(税込価格850円)ビジュアル[拡大]

さらに渋谷HUMAXシネマでは特集の開催を記念し、6月21日16時に始まる「ファンタスティック・プラネット」の上映後にQ-TAのトークイベントを実施。また中西怪奇菓子工房。とのコラボ商品としてホログラムステッカー付きの「ティバの目玉ドリンク」「ドラーグ族 クッキー」が販売される。

なおこのたび著名人のコメントも到着。「時の支配者」を鑑賞したマンガ家の松本大洋は「ルネ・ラルーの作る不思議なリズムがとても好きです。メビウス色の宇宙世界の先に、美しくて切ない結末が待っていました」と述べ、「ファンタスティック・プラネット」を鑑賞した映画監督の大九明子は「明るくなった劇場で、ほぉ、と毎度打ちのめされ、すぐには立てなかったあの経験。ルネ・ラルーと映画館、相性サイコーですよね」と語った。

またロックミュージシャンの大槻ケンヂは「すっかりアート系の鬼才と思っていたルネ・ラルー。でも三作観て、彼は純粋にSFをやりたかったんじゃないか? それが紆余曲折のうちに『変』にならざるを得なかったんじゃないのか?とも感じました」とコメント。バンドGacharic Spinのアンジェリーナ1/3は「ルネ・ラルーの作品を観ると、この人は生きるための作品を作ってる人なんだなっていうのを感じる。何か少しでも気になるものがあったら、食わず嫌いをせずに一回観てみて欲しい」と呼びかけた。4人のコメント全文は後述している。

「ルネ・ラルー ファンタスティック・コレクション」は、6月20日より渋谷HUMAXシネマほか全国で順次開催。同劇場のみで使用可能な特別鑑賞回数券(3回券)が6月19日まで販売されており、特典として“ティバちゃん”のアクリルスタンドが贈られる。

松本大洋 コメント

ルネ・ラルーの作る不思議なリズムがとても好きです。
メビウス色の宇宙世界の先に、美しくて切ない結末が待っていました。

大槻ケンヂ コメント

驚きしかない。「ファンタスティック・プラネット」によってすっかりアート系の鬼才と思っていたルネ・ラルー。でも三作観て、彼は純粋にSFをやりたかったんじゃないか? それが紆余曲折のうちに「変」にならざるを得なかったんじゃないのか?とも感じました。どっちにせよ驚きしかない映画ばかりだ。

大九明子 コメント

これを観るために何度映画館に足を運んだことか。
劇場の壁に反射し我が耳を穿つティバの無垢で残酷な声、スクリーンと私の間に青く煙るその肌の色、テールという名の
小さき生き物の行く末…
明るくなった劇場で、ほぉ、と毎度打ちのめされ、すぐには立てなかったあの経験。
ルネ・ラルーと映画館、相性サイコーですよね。また味わいに行きます。

アンジェリーナ1/3 コメント

「ファンタスティック・プラネット」の青い体に真っ赤な目というビジュアルを初めて見て、バーンと雷に打たれたような衝撃を受けてから、ルネ・ラルーの作品を観ると、この人は生きるための作品を作ってる人なんだなっていうのを感じる。何か少しでも気になるものがあったら、食わず嫌いをせずに一回観てみて欲しい。入口はどんなところだっていいんだから、まずはエイヤッと飛び込んでみてほしい。

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読者の反応

シネフィルDVD @cinefilDVD

6/20スタートのルネ・ラルー特集、21日(土)の夕方回に今回ポスターやパンフなどのデザインをやってくださったコラージュ・アーティストQ-TAさんのトーク。聞き手は……また私です。明日は立川で押井守監督、来週はQ-TAさん。紅い眼鏡から紅い目玉へと。お待ちしております!
https://t.co/5taFsOBK0u

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