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松崎洋の同名小説を古澤健が実写化した本作は、バスケ部強豪校のエースでありながら、いじめに遭い自主退学した田所陽一を主人公とする青春スポーツ映画。志尊が転校先のT校こと多田野高校で弱小バスケ部に入部する陽一を演じ、佐野らがT校バスケ部メンバーを演じた。
舞台挨拶ではまず「キャストの中で一番男気があるのは誰?」という質問が上がり、キャストらの多くが志尊を指差す。その理由を聞かれた佐藤が「メシおごってくれるんですよ。大好き!」と即答すると、志尊は「俺はお財布か!」とツッコんだ。後輩・コロ役の西銘は、古澤や早見から“志尊の男気あふれるエピソード”を言うよう促されるも、「僕がですか?」と覚えていない様子で笑いを起こす。しかし阿見から耳打ちされて「試合シーンで、僕が得点するところはもともと台本になかったんです。でも志尊くんが、コロにもいいところを作ってほしいと監督に言って下さって、僕は点を決めることができました!」と改めて感謝を述べる。時間との戦いだったという同シーンの撮影を、古澤は「最初は『時間が……』と返したんです。でも志尊がキャストやスタッフに『がんばりましょう!』と言って、エキストラの方々にも『僕たちがんばるんで!』と声をかけてくれたとき、(感動で)ゾワッとしました」と熱を込めて回想した。
その場の“男気投票”で志尊の次に票を集めた佐藤は、その理由を聞きたい気持ちが抑えきれずに身を乗り出し「褒められたくて仕方なくて、前に出ちゃった」と笑う。西銘と鈴木に「ボディが違いました」「1 on 1をやってるとき、基本上裸だった」と言われると、佐藤は「佐藤寛太です、名前だけでも覚えて帰ってください!」と観客にアピールした。「この中で一番モテるのは?」という質問では、そんな佐藤が「控えめに言って僕かなって思いますね」とまさかの立候補。「モテたくてバスケを始める役だったんですけど、普段モテてるから気持ち作るのが難しくて」とジョークを飛ばすが、古澤から「(女子の前で)よく脱いだりするのも当て書き。お前脱ぐの好きだろ? そういうの含めてあの役が合ってると思ったんだよ」と言われてしまった。
後半には、「雑草バスケチームが奇跡を起こす」というコピーにちなみ、身近で“奇跡”を感じたエピソードを問われたキャストたち。志尊はNHK連続テレビ小説「半分、青い。」出演時の思い出について「僕が『アーモンドみたいな瞳ですね』って言う回がオンエアされた日に、競馬でアーモンドアイという馬が一着になったんです。あと『14番目の月』という劇中歌を歌わせてもらった日が、たまたま14番目の月の日だったんです!」と熱弁するも、共演陣の反応はイマイチ。佐野は「僕、けっこう奇跡なんですけど……」という独特な語り出しで笑いを誘いながら、「Instagramのフォロワーが3日で1000人減りました。俺の写真を上げると減るんですよ、俺のInstagramなのに!」と悲しい奇跡を嘆く。また鈴木は、プライベートで目的もなく群馬県へ行った際のことを語り「喫茶店に入ってトーストを食べてて、20分くらいして隣を見たら純貴だったんですよ」と告白してファンを驚かせる。戸塚と鈴木は「モーニング食べてたらかっちゃんがいた」「一瞬無視しようかと思った(笑)」と続けた。
終盤にはキャストが、サイン入りのミニバスケットボールを客席に投げ込むというサプライズプレゼントも。そして志尊が「みんなで体を張って、役者人生をかけて作った作品。多くの方に届くのか心配もありますが、僕らは全力でやらせていただきました。ぜひT校の部員として皆さんにお力添えをいただきたいです」と語りかけ、イベントを締めくくった。
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