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「恋のしずく」川栄李奈と小野塚勇人、大杉漣との撮影回想「背中で語ってもらった」

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「恋のしずく」完成披露上映会の様子。

「恋のしずく」完成披露上映会の様子。

恋のしずく」の完成披露上映会が本日9月25日に東京・丸の内TOEIにて行われ、キャストの川栄李奈小野塚勇人劇団EXILE)、中村優一、監督の瀬木直貴が参加した。

「恋のしずく」は、日本三大銘醸地の1つとして知られる広島・西条を舞台とする青春ドラマ。酒造りと恋に奮闘する農大生・橘詩織を川栄、詩織の研修先である蔵元の息子・乃神莞爾を小野塚、酒造会の若手ホープ・有重一紀を中村が演じた。

映画初主演を務めた川栄は、撮影を振り返りながら「撮影で広島に1カ月も行って、仲良くなれるのか不安だったんですけど、初日からみんなでこたつを囲んでご飯を食べたんですよ」と笑顔でコメント。共演者との思い出を聞かれた小野塚が「特にないですね」と話すと、中村は「おい!」とすかさずツッコミを入れ、仲むつまじい様子を見せた。そんな中村の第一印象について小野塚は「パッて見た瞬間に優しさのオーラがにじみ出ていた。これは距離感を詰めていけると思いましたね」と述懐。中村は広島の空港に着いてすぐに小野塚から食事の誘いがあったことを明かし、「毎日日本酒を飲んでました。これまでは日本酒ってなじみがなかったんですけど、広島の西条の日本酒は本当においしくて。しかも次の日に全然残らないんですよ」と思い出を語った。

本作には、2月21日に死去した大杉漣も莞爾の父役で出演している。撮影中に大杉と話す機会があったという川栄は「縁側で2人で日なたぼっこして、一緒に写真を撮っていただいたり。自分のことよりも他人のことを気にかけてくれるのが印象的でした」と回想。一方、小野塚は大杉と交流することはほとんどなかったと話す。その理由を「役柄的に(莞爾と)仲が悪いんですよ。だからあえて距離を取っていると。でも背中を見ているだけで、どんどん親父と莞爾の関係になっていくというか。背中で語っていただきました」としみじみ述べた。

小野塚は「仮面ライダーエグゼイド」、中村は「仮面ライダー電王」と、「仮面ライダー」シリーズに出演経験のある2人。特撮好きだという中村は、莞爾が運転するバイクの後ろに一紀が乗るシーンが劇中にあることを明かし、「小野塚くんの後ろに乗らせていただけるのは大変興奮しましたね!」と振り返る。小野塚は「僕どちらかと言うとバイクに乗るんじゃなくてバイクに変身するっていう設定なので……ごめんなさい、わからない人がいたら(笑)。いつも乗られてきたんですけど、今回ライダーを後ろに乗せられてご満悦です」と楽しそうに伝えた。

イベントの終盤には、映画のストーリーにちなみ登壇者たちが鏡開きを行った。その後、小野塚は「東広島市の風景や街並みを楽しんでもらいつつ、1人ひとりの登場人物の気持ちの動きが鮮明に描かれていますので、心温まっていただければと思います」と作品の見どころを解説。川栄は「街の人の協力なしではできなかった作品なので、その方たちの思いがスクリーンを通して伝わればうれしいです」と凛とした表情でメッセージを送った。

「恋のしずく」は広島県で10月13日より先行公開。10月20日より東京・丸の内TOEIほか全国でロードショーとなる。なお本作の収益の一部は、西日本豪雨の復興支援活動に寄付される。

(c)2018「恋のしずく」製作委員会

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