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「恋のしずく」川栄李奈を監督が「カットをかけたくない女優」と称賛

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「恋のしずく」舞台挨拶付き上映会の様子。左から川栄李奈、瀬木直貴。

「恋のしずく」舞台挨拶付き上映会の様子。左から川栄李奈、瀬木直貴。

恋のしずく」の舞台挨拶付き上映会が本日10月21日に東京・丸の内TOEIにて行われ、主演の川栄李奈と監督の瀬木直貴が登壇した。

本作は、日本三大銘醸地の1つとして知られる広島・西条を舞台とする青春ドラマ。酒造りと恋に奮闘する農大生・橘詩織を演じた川栄は「最初にお話をいただいたとき、私は普段日本酒を飲まないので大丈夫かなって思ったんです。でも『まさにそういう役だから』って言われて。詩織もそうですけど、私自身も酒造りを学ばせていただきました」と振り返る。

瀬木の演出について川栄は「本当に優しい方で。私のお芝居を受け入れてくれる感じがしました」と回想。その言葉に「絡んでいいんですか?」と照れた様子の瀬木は「ご本人は人見知りっておっしゃってましたけど、お芝居が始まると声のトーン、目の開き方、体の動きなどを想定外のところからアプローチしてくるんです。だからアドリブのシーンもけっこうあって。カットをかけたくない、いつまでも芝居を見ていたいと思わせてくれる素敵な女優さんでした」と川栄を称賛した。

西条での撮影中には、実際に町で日本酒を飲むことも多かったという。瀬木が「蔵人たちは住み込みでお酒を作っているので、(キャストたちは)人間関係を緊密にするために“トレーニング”していると言ってましたね」と述べると、川栄は「トレーニングしてました」とはにかむ。「いろんな日本酒を飲んで、宮地(真緒)さんが味の違いを語ってくれるという会でした」と続けた。

最後に瀬木はキャストの1人であり、2月に死去した大杉漣について触れ「本当はここに漣さんがいるような気がしています。たくさんの人に漣さんの演技を目に焼き付けてほしいです」とコメント。そして「西日本豪雨の被災地の方の気持ちを思うと、まだまだ復興はこれからなので、これからも寄り添っていたいなという気持ちです」と真摯に語り、イベントを締めくくった。

小野塚勇人(劇団EXILE)、中村優一、津田寛治らもキャストに名を連ねる「恋のしずく」は全国で公開中。なお本作の収益の一部は、西日本豪雨の復興支援活動に寄付される。

(c)2018「恋のしずく」製作委員会

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