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大阪の街を全編モノクロで撮影、宮崎大祐が放つサスペンス「VIDEOPHOBIA」

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「VIDEOPHOBIA」

「VIDEOPHOBIA」

「大和(カリフォルニア)」の宮崎大祐が監督を務めた「VIDEOPHOBIA」が8月にクランクアップを迎え、このたび場面写真が到着した。

本作は大阪の街を舞台に、全編モノクロ映像でつづられる“サイバーパンクサスペンス”。女優志望の女・青山愛はクラブで出会った男・橋本宏と一晩限りの関係を持つが、情事を撮影したと思われる動画がインターネット上に流出していることに気付き、徐々に精神を病んでいく。

ヒロインの愛を演じるのは、サニーデイ・サービス「セツナ」のミュージックビデオに出演している廣田朋菜。本作について「これは一人の女の物語ですが、そこから広がる無数の物語も見えてきます」と説明している。また橋本役を「ヘヴンズ ストーリー」の忍成修吾が演じたほか、木下悠役で「ジムノペディに乱れる」の芦那すみれ、被害者の会会長役で「西北西」のサヘル・ローズが出演した。音楽はDJ BAKUが担当。

本作は年内完成をめどに、いくつかの国際映画祭での上映を経て、2019年全国公開が予定されている。

宮崎大祐 コメント

毎年大阪を訪れるたびに、この穏やかな運河や煌びやかなネオンを白黒で撮影したらどうなるだろう、リズミカルでニュアンス豊かな関西弁を音楽のように自分の映画の中で響かせることは出来ないだろうかと妄想を膨らませておりました。
そしてこのたび、素晴らしいキャストやスタッフの皆さんと一緒にその妄想を具現化できることになり、当然ながら興奮しております。
今までの自分のフィルモグラフィーの中でも、最も挑戦的で、それでいて深く、衝撃的な作品になるかと思います。
大阪を疾走する白黒の粒子、鳴り響くベース・ミュージック。
どうかご期待下さい。

廣田朋菜 コメント

モノクロで撮ります。大阪です。と言われ、どきどきしたのを覚えています。私の記憶の中の大阪は賑やかでカラフルな町だったから。
これは一人の女の物語ですが、そこから広がる無数の物語も見えてきます。この度、愛という女性を演じる機会をもらい私自身にも一緒に変化が起きました。誰でもが起こりうることだと思っています。劇中で見つけて頂きたいです。
熱過ぎた夏を共に乗りきった監督を座長に素敵なスタッフさんたちと魅力的な俳優陣により、この組らしい魅惑の色付けができたと確信しております。是非、目撃して下さい。

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