「Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41」は東京の回転寿司店を舞台に、母と息子の会話と沈黙を描いたアニメーション作品。大竹のほか
撮影を振り返りながら大竹は「まるで映画のようにワンカット長回しのようなこともあれば、細かく何度もやり直したり。それが終わったかと思うと、今度はインスタントカメラで何百枚もの撮影……。目の動きや口を『あえいおう』と開けたり、角度を変えて何度も何度も撮りました」とコメント。また映画祭への出品を受け「奥山監督のその才能が海外の映画祭で認められたこと、大変嬉しく思います。監督独自の世界観で、また撮れる日が来ることを楽しみにしております」とつづった。奥山は「新しい技術を使いながらも、懐かしさをも出したかったので『写ルンです』で約3000枚撮影し、それを素材にアニメーションにしました」と述べている。なおYouTubeでは予告編が公開中だ。
第23回釜山国際映画祭は10月4日から13日にかけて韓国で開催される。
大竹しのぶ コメント
このような作品に仕上がるとは、夢にも思いませんでした。
妙な身体と顔のバランス、目の動き、顔の角度、細やかな計算によって見えてくるリアリティーに驚かされました。
撮影は、まるで映画のようにワンカット長回しのようなこともあれば、細かく何度もやり直したり。それが終わったかと思うと、今度はインスタントカメラで何百枚もの撮影……。目の動きや口を「あえいおう」と開けたり、角度を変えて何度も何度も撮りました。一体これから何が生まれるのだろうと、全く想像がつきませんでした。
映画では、ワンカット、ワンカットに想いを込めるといいますが、この作品の場合、1コマ、1コマに想いがこもっているので、凄い力を持っていると思います。人間というのは、複雑です。悲しく、淋しく、恐いものであるけれど、そこには必ず愛があるのだろうと思うのです。出演させていただいて、こちらが勉強になりました。
奥山監督のその才能が海外の映画祭で認められたこと、大変嬉しく思います。監督独自の世界観で、また撮れる日が来ることを楽しみにしております。その時はまた、呼んで頂けたら嬉しいです。
奥山大史 コメント
釜山国際映画祭に監督作を出品させていただけること、とても嬉しいです。
この映画では、新しい技術を使いながらも、懐かしさをも出したかったので「写ルンです」で約3000枚撮影し、それを素材にアニメーションにしました。釜山の方々には、新しさと懐かしさを同時に楽しんでいただけたら嬉しいです。
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リンク
- 第23回釜山国際映画祭 公式サイト
- 「Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41」予告編
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奥山大史 @hiroshi_0227
監督した短編映画が、釜山国際映画祭に出品されます。嬉しいです。
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