中国全土の約6000スクリーンで封切られた「万引き家族」。興行成績は4860万元(約7億9000万円)を記録し、2018年に中国で公開された実写日本映画のオープニング興行収入1位だった「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の1679万元(約2億6000万円)を上回った。
香港、台湾、韓国でもすでに上映されている本作。是枝は「『万引き家族』が、日本のみならず、アジア各国で、多くの観客の方々に観ていただけているとのこと。ありがとうございます」と感謝を伝え、「今回は初心に返って、ミニシアターで自作を展開していた時のように、小さく産んで息長く育てていく、というつもりでした。なので、この予想外の結果には正直、喜びよりは、驚きの方が強いです。カンヌ映画祭での受賞の効果はもちろんなのですが、公開に合わせて、過去の作品の回顧上映などを企画して頂いたりと、現地の配給宣伝の方々のご尽力も肌で感じています。この成果を、良い形で次につなげていければと思います」と述べている。
なお「万引き家族」は日本にて、8月5日時点で興行収入42億7000万円、動員349万人を記録。全国にて公開されている。
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是枝裕和の映画作品
リンク
- 「万引き家族」公式サイト
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サム🐶体調不良、低浮上🙇 @GBrUIykWe8Pofnr
「万引き家族」が中国の興行ランキングで4位に、是枝裕和「驚きの方が強い」 - 映画ナタリー https://t.co/y3RaoVn9vu