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独自の技法で描かれたアニメーション「手をなくした少女」新予告

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「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」

「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」

長編アニメーション「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」の新たな予告編がYouTubeにて公開された。

2016年のアヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞と最優秀フランス作品賞をダブル受賞した本作は、グリム童話に収録されている「手なしむすめ」をもとにした物語。悪魔のたくらみによって両腕を奪われた少女が、運命に翻弄されながらも、自分だけの幸せを見いだしていく。本作で長編デビューを飾ったセバスチャン・ローデンバックが監督を務め、アナイス・ドゥムースティエジェレミー・エルカイムが声優として参加した。

本作ですべての作画を1人で担当したローデンバックは、自身の造語である「クリプトキノグラフィー(暗号描画)」という特殊な技法を用いた。これは、静止画では何が描かれているかわからないが、動画になることによってその内容が判明するもの。予告編では、クリプトキノグラフィーによって描かれた自然の風景や登場人物の動きを観ることができる。

「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」は、8月18日より東京のユーロスペース、8月25日より大阪のシネ・リーブル梅田ほか全国で順次公開。なお「海を駆ける」の深田晃司、「光の子ども」で知られるマンガ家・小林エリカが本作への推薦コメントを寄せている。

深田晃司 コメント

やられた! 同じ原作を映画にしようと7年前から準備してたのになんてこった。しかも線は息衝き、色彩は喜びと悲しみに輝き、少女は艶やかな生命力に満ちている。困った。よいじゃないか! この美しい物語は最初にスクリーンへと投影されるのにセバスチャン・ローデンバック監督を選んだのだろう。大正解。

小林エリカ コメント

繊細なのになんて大胆なんだろう!
残酷さと優しさが混ざり合う世界の中を泳ぐかのような「体験」でした。

(c)Les Films Sauvages - 2016

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