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「50回目のファーストキス」山田孝之と長澤まさみがカンヌ受賞作に対抗心燃やす

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「50回目のファーストキス」公開御礼舞台挨拶の様子。左から長澤まさみ、山田孝之。

「50回目のファーストキス」公開御礼舞台挨拶の様子。左から長澤まさみ、山田孝之。

50回目のファーストキス」の公開御礼舞台挨拶が本日6月11日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催され、キャストの山田孝之長澤まさみが登壇した。

本作は天文学者を目指しながらハワイでツアーガイドとして働くプレイボーイ・弓削大輔と、事故の後遺症のため新しい記憶が一晩で消えてしまう藤島瑠衣の恋を描くラブストーリー。大輔役の山田が、開口一番「泣いちゃったっていう人いますか?」と恐る恐る呼びかけると、客席からはまばらな拍手が。山田は「そこそこ……」と笑ってみせ、「僕らも楽しんで作って面白い映画ができました。なるべく多くの人に観てもらって、笑ったり泣いたりしてもらえたら」と挨拶する。そして「梅雨に入ったので、ハワイのカラッとした天気の映画もいいじゃないですか。皆さんにすんごく宣伝してほしいです」と力説し、「カンヌのやつがえらいことになってるんでお願いします!」と第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した「万引き家族」に対抗心を燃やした。

本作の舞台挨拶に登壇するのが14回目という長澤は「どの回も楽しんでもらえたのかなっていう顔が見えて。今日もそれが見れてとってもうれしい気持ちです」と笑顔。また山田に便乗し「まだまだ多くの人に観てほしい。すこしでもカンヌのやつに追いつきたいです(笑)」と負けん気を見せると、山田は「一緒に仕事してたじゃん」とつつく。「万引き家族」の監督である是枝裕和の作品に出演経験のある長澤は「もちろん大好きな監督なんですが、やっぱり『50回目のファーストキス』も大好きなんです!」と宣言した。

続いて周囲の反響に関する話題も。多くの友人が本作を観に行っているとのことで、長澤は「すぐに感想が届くことはあまりなかったので驚いてます。この映画が公開されるのを待ってくれていた人がいたんだ、と思いました」と実感を明かす。山田は20年来の友人から珍しくメールが届いたそうで「『めちゃめちゃ面白かった。(観る作品を)デッドプール2と迷ったんだけど観に行ってよかった』とすごく素直な感想が届きました(笑)」と報告し、笑いを誘った。

イベントでは男女の恋愛に関する街頭インタビューが流された。女性は「口説かれたい」「グイグイ来てほしい」「男から来いよ」という意見が多数派なのに対し、男性陣の多くは「無理っす」「怖いですね」と恋愛に奥手な一面を見せる。長澤が「女の子たちのたくましさがすごい」と語る一方で、山田は「あの男性たちは相当傷付いている」と映像内に登場した男性を擁護。女性陣に対し「あの人たちは(異性からのアプローチに対する)断り方も雑なんですよ。過去に相当男を傷付けています。そうして心に傷を負ったのがさっきの『無理っす』『怖いですね』の男性たちです」と持論を展開し、客席を沸かせた。

最後に長澤は「カップルで観る人が多い映画だと思うんですけど、1人でも楽しめる作品になってると思います。男女問わずたくさん笑ってほしいです」とコメント。山田も「面白いと思った人はどんどん人に薦めてください。いいと思ったらいいと言っていただけると非常に助かります」と語り、イベントを締めくくった。

福田雄一が監督を務めた「50回目のファーストキス」は全国で公開中。

(c)2018『50回目のファーストキス』製作委員会

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