花江夏樹、細谷佳正らが「デジモン tri.」シリーズ3年弱の思い出振り返る

「デジモンアドベンチャー tri. 第6章『ぼくらの未来』」の舞台挨拶が本日5月13日に東京・渋谷TOEIで行われ、八神太一役の花江夏樹、石田ヤマト役の細谷佳正、アグモン役の坂本千夏、ガブモン役の山口眞弓が登壇した。

2015年11月公開の「デジモンアドベンチャー tri. 第1章『再会』」から始まり、本作をもって完結となる「デジモンアドベンチャー tri.」シリーズ。シリーズを通して思い出深い出来事やシーンを問われた花江は「テントモンと光子郎のペアが好きなんです」と明かし、「光子郎くんが本当にませましたよね。テントモンとの友情はもちろんですけど、オシャレをするし、恋心も抱く。彼らを見てるとほほえましい気持ちになりました」と笑顔で語る。

また細谷があるシーンに言及し「子供たち全員が未来を選び取ろうとする。大きな大事なものを前に小さなものを犠牲にするっていうシビアな内容ではあるんですけど。あそこが映画的で印象に残ってますね」と語ると、ヤマトの相棒・ガブモンに声を当てる山口はすかさず「私たちのシーンって言ってほしかったわ！ 待ってたんですけど」とチクリ。苦笑いを浮かべる細谷は「もう長いですから。そこは山口さんが言ってくれるとわかってるんです」と返す。

シリーズに関わった3年弱の間の変化を問われた花江が回答に詰まっていると、坂本は「えー！ もうね」と答えは決まっていると言わんばかりのそぶりを見せる。これに察しをつけた花江は「結婚しました！ 大黒柱ですから、自然ともっとしっかりしなきゃと思うようになりましたね」と打ち明け、また「1章から通したら太一が一番変化したんじゃないかな。悩める高校生から最後の決断に至るまで。壁を乗り越えたというか本当に成長したなと思います」と続けた。

このたび3週間限定公開だった「デジモンアドベンチャー tri. 第6章『ぼくらの未来』」が5月26日以降も上映延長することが明らかに。イベントではキャラクターデザインを担当する渡辺けんじ描き下ろしのポストカードが、4週目以降の先着入場者特典となることも発表された。イラストを見た花江は「アグモンはよくお花を食べずに持ってられるな」とコメントし、笑いを誘っていた。