バットマンとジョーカーが激突、「ニンジャバットマン」劇中カット公開

テレビアニメ「ポプテピピック」の神風動画が制作した劇場アニメ「ニンジャバットマン」から、新たな劇中カット7枚が到着した。

本作は、謎の装置によって戦国時代の日本にタイムスリップしてしまったバットマンの姿を描くアクション。山寺宏一がバットマン、高木渉がジョーカー、加隈亜衣がキャットウーマン、釘宮理恵がハーレイ・クインに声を当てる。水崎淳平が監督を務め、中島かずきが脚本を手がけるほか、キャラクターデザインを岡崎能士が、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の菅野祐悟が音楽を担当した。

場面写真には、傷だらけになりながら激しいつばぜり合いを演じるバットマンとジョーカー、キャットウーマンとハーレイ・クインの躍動感あふれる戦いが収められた。このほか、祈るように手を合わせるバットマン、月をバックに不敵な笑みを浮かべるジョーカーも確認できる。

また、3月24日に米アナハイムで開催された「ワンダーコン」にて本作のワールドプレミアが行われ、水崎、中島、岡崎が出席。会場に詰めかけた約4000人の観客は、上映中何度も歓声を上げ、終了後には大きな拍手を送る。観客の反応を見た水崎は、「アメリカのバットマンを真似して作ろうという思いはなく、むしろ日本のアニメーションの作り方の一番いいところを持ってきたので、よいバランスとしてアメリカのファンにも受け入れられたのかもしれない」と安堵した様子で語った。

「ニンジャバットマン」は6月15日より東京・新宿ピカデリーほかでロードショー。なお、世界55カ国でも公開を予定している。

※水崎淳平の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記