ラジー賞でトム・クルーズが最低男優賞、不名誉な最多4冠は「絵文字の国のジーン」

2017年の“最低映画”を表彰する第38回ゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）の結果が発表された。

最多4部門で受賞を果たしたのは、トニー・レオンディスが監督を務めたCGアニメーション「絵文字の国のジーン」。最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、そして“イラつく絵文字”として最低スクリーンコンボ賞を受賞した。

続いて「フィフティ・シェイズ・ダーカー」は最低リメイク、パクリ、続編映画賞、キム・ベイシンガーが最低助演女優賞に選ばれ、2部門での受賞に。最低男優賞は「ザ・マミー／呪われた砂漠の王女」のトム・クルーズ、最低女優賞は「BOO! 2: A Medea Halloween」のタイラー・ペリーに贈られた。昨年度のラジー賞で名誉挽回賞に輝いたメル・ギブソンは、「パパVS新しいパパ 2」で最低助演男優賞として再び不名誉な賞を受け取った。

なおYouTubeではラジー賞受賞作を発表する動画が公開中。ハーヴェイ・ワインスタインら、セクハラ問題で映画業界を騒がせた映画関係者を“追悼”する映像も収められている。

第90回アカデミー賞授賞式は日本時間で明日3月5日に開催。