広瀬すずが日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、是枝裕和に「少しずつでも恩返しを」

「三度目の殺人」の広瀬すずが、第41回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞に輝いた。

これは本日3月2日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた授賞式にて発表されたもの。広瀬は「何を話せばいいのかわからないんですけど……」と戸惑いの表情を浮かべる。そして「やっぱり一番こみ上がってくるのは『うれしい』です」と感情を吐露し、「海街diary」以来のタッグとなった監督・是枝裕和に感謝しながら「監督にはいつも見たことのない景色をたくさん見させていただくので。これからも少しずつでも恩返しができるよう、そして少しでも作品の力になれるような役者になりたいと思います」と抱負を述べた。

なお授賞式には、優秀助演女優賞の受賞者も出席した。「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の尾野真千子は、劇中で椅子に拘束されるシーンの写真を見ながら「楽しかったです。日常生活の中であまりないので。何をされるかわからないという恐怖と戦いながら（撮影しました）」とケロリと言って笑いを起こす。「探偵はBARにいる3」の北川景子は、約1カ月間の北海道ロケを「食事がとにかくおいしくて。大泉洋さんにオススメのお店を教えてもらったり、連れて行ってもらったり」と楽しそうに回想。「家族はつらいよ2」の夏川結衣は橋爪功ら個性豊かな共演陣との絆を「本当に自由な方々で、みんなバラバラ。それだけ自由にやれるっていうのは心を許し合えているということ」とアピールし、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の薬師丸ひろ子は「現場でいつもお会いする人たちと、こうしてお祭りに関われて幸せです」と噛み締めるように語った。

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