「めんたいぴりり」は実在する明太子製造会社・ふくやの創業者である川原俊夫をモデルにしたヒューマンドラマ。2013年8月に連続ドラマとして福岡ローカルで放送され、2015年に続編がオンエア、同年に舞台化もされた。戦中、戦後の福岡で明太子作りに奮闘する夫婦を華丸と富田が演じる。監督の江口、脚本担当の東憲司、音楽担当の風味堂もドラマ版から続投。
すでに役作りに入っている華丸は、坊主頭で登場して「青山のカリスマ美容師にお願いした」と笑わせつつ、3月3日のクランクインに向けて「2013年からずっと同じスタッフ、同じメンバーでやり続けた結晶を作るつもりでがんばります」と意気込む。そして「福岡だけのドラマが全国で放送されて、最後は映画。明太子の広がり方と似ています。明太子の歴史を追うように、この作品を全国の皆さんにお届けできる。明太子同様、ヒットしたらいいなと思います」と語った。
しかし映画化決定の知らせを聞いた際、「まず福岡で上映して様子を見たほうがいいんじゃないかな」と及び腰だったという華丸。以前から映画化を構想していた江口も「うれしいですけど華丸さんと同じようにちょっとビビっています(笑)」と正直な心境を吐露し、富田は「朝に15分ずつオンエアされていたドラマが大きいスクリーンで上映されるかと思うとドキドキです……」と述べる。
最後に華丸は「本当にハートフルな作品で、決してR指定ではありません(笑)。デジタルな時代に一切スマートなものは出てこず、そこが新しい。福岡の魅力がすべて詰まった映画。観終わったあと、『ご飯に明太子を乗せて食べようかな』と思っていただけるはず」と本作をアピール。さらに「ポップコーンの味付けに明太マヨトッピングを検討していただけたら……」と提案して笑いを誘った。
「劇場版めんたいぴりり」は2019年1月より全国ロードショー。
関連記事
博多華丸の映画作品
関連商品
リンク
- 「めんたいぴりり」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
まりこ @mari52962310
風味堂ってまだいたんですか!?!?
- 映画ナタリー https://t.co/9RuFaCknRS