映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

「blank13」高橋一生が小学生時代に体験した村上淳との交流エピソード披露

839

「blank13」舞台挨拶の様子。左から齊藤工、永野、リリー・フランキー、神野三鈴、高橋一生、村上淳、佐藤二朗。

「blank13」舞台挨拶の様子。左から齊藤工、永野、リリー・フランキー、神野三鈴、高橋一生、村上淳、佐藤二朗。

俳優の斎藤工齊藤工名義で監督を務めた「blank13」の全国拡大公開初日舞台挨拶が本日2月24日に東京・109シネマズ二子玉川にて行われ、齊藤、キャストの高橋一生神野三鈴リリー・フランキー村上淳永野佐藤二朗が登壇した。

満席の会場を見渡した齊藤は「映画大好き少年がそのまま大人になったような人間なので胸がいっぱいで本当にうれしいです」と挨拶。数多くの芸人も出演し、多彩なキャストがそろう本作だが、印象的な共演者を尋ねられた高橋は「僕は1人には絞れないですね……」と悩んだ末、「じゃあ永野さんでいいです」と回答。それを受けた永野は「高橋さんと雨の中語り合うっていう難しい芝居をやったら全部カットされて。(自分が映ってるのは)7秒しかなかったんですけど、その7秒……信じられないくらいいい芝居してましたよね」と情感たっぷりに述べる。高橋が「セリフじゃないところでもエチュード的に2人でずっとお芝居をさせていただいていたので、印象に残っています。永野さん素晴らしいなって」と永野を称賛すると、永野は「現場の近くにいた人が来てすごいジャズ演奏してました!?って」とボケをかます。それを受けた高橋は冷静に「セッションでしたよね。貴重な体験でしたね」と返していた。

リリーは「家族のシーンの濃度が濃くて、いて楽しいという感じがした。クランクインのファーストシーンの日、蛭子さんが1時間以上遅刻してきたのが記憶に残ってます」と明かし、観客を笑わせる。神野は「ずっと憧れていたリリーさんとのシーンは幸せでした。一生くんとは昔から同志みたいな関係」とコメント。村上は「ガキの頃から舞台で拝見していた神野さんと同じ作品に出れたのがうれしかったです。齊藤くんありがとう」と感謝の気持ちを伝え、佐藤は「すごくいい映画です。僕とムラジュンが出てるシーンが浮いてないかと怖くて観れなかった。でも観たらいい感じに調和されててほかにない映画になっていた」と語る。

村上は登場時から登壇者全員のサインが入ったバスケットボールを持っていたが、高橋は「小学生の頃、校庭開放でバスケをしているすごいカッコいいお兄さんがいて。『ボールは放物線で山なりにシュートするんだよ』って教えてくれたんですけど、そのお兄さんがコンビニとか本屋に行くと雑誌の表紙になってるんですね。それがムラジュンさんだったんです。僕の中では“山なり兄さん”です」と意外な心温まるエピソードを披露した。その話のあと、村上はボールを客席に投げ入れ、高橋は「何十年ぶりに “山なり兄さん” のシュートが見れたんだろう……」と感激していた。

最後に齊藤は「最初は全然劇場が空かなくて1年待ったけど、全国に広がっていくのが、映画の夢を見ている感じがします」としみじみと思いを吐露。そして台湾でも上映が決定していることを話し、「台湾で起きた地震に対し、何かできないかと思って台湾バージョンのステッカーを作りました。グッズ売上の一部を義援金として来月お届けしに行こうと思っています」と真摯に伝え、イベントの幕を引いた。

松岡茉優、伊藤沙莉らもキャストに名を連ねる「blank13」は全国で順次公開。

(c)2017「blank13」製作委員会

映画ナタリーをフォロー