北アイルランドで実際に起きた脱獄事件を描く「メイズ 大脱走」公開

1983年の北アイルランドで実際に起きた事件を映画化した「メイズ 大脱走」の予告編が、YouTubeにて公開された。

本作の舞台は、厳重な警備を誇る“メイズ刑務所”ことロングケッシュ刑務所。北アイルランド紛争で戦いメイズ刑務所に収監されたIRA幹部のラリーは、ハンガーストライキで仲間の命を失い失意のどん底にいた。だが、刑務所に数多く収監されている同志たちを脱獄させるために、再び闘志を燃やし始める。

ラリー役で「潜入者」のトム・ヴォーン＝ローラー、次第にラリーと心を通わせる厳格な看守ゴードン役で「ジミー、野を駆ける伝説」のバリー・ウォードが出演。さらに「ベルファスト71」のマーティン・マッキャン、「マグダレンの祈り」のアイリーン・ウォルシュもキャストに名を連ねた。

スティーブン・バークが監督を務めた「メイズ 大脱走」は、明日2月24日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて、特集「未体験ゾーンの映画たち 2018」の1本として上映。3月4日から大阪のシネ・リーブル梅田でもスクリーンにかけられる。