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夏帆が「百円の恋」監督&脚本家コンビの新作で女子アナに、共演は太賀

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「きばいやんせ!私」製作発表記者会見の様子。左から嶋田豪、愛華みれ、榎木孝明、夏帆、太賀、武正晴、足立紳。

「きばいやんせ!私」製作発表記者会見の様子。左から嶋田豪、愛華みれ、榎木孝明、夏帆、太賀、武正晴、足立紳。

「百円の恋」の監督・武正晴、脚本家・足立紳が再びタッグを組んだ「きばいやんせ!私」の製作発表記者会見が、本日2月5日に東京・ラドンナ原宿で開催。2人のほか、キャストの夏帆太賀愛華みれ榎木孝明、プロデューサーを務める嶋田豪が出席した。

九州の最南端に位置する鹿児島・肝属郡南大隅町を舞台とする「きばいやんせ!私」。東京のテレビ局でアナウンサーとして働くも将来を見失っていた児島貴子が、かつて住んだこともある同地の奇祭・御崎祭りを取材する過程で成長していく姿を描いたヒューマンコメディだ。最初は嫌々ながら取材を続けるも、町を盛り上げようとする役場の職員、畜産業を守る同級生、祭り存続のため奮闘する町民に触れ、仕事との向き合い方、そして人間らしい生き方を見つめ直していく。夏帆が貴子を演じる。本日出席したキャスト以外にも、坂田聡、眼鏡太郎、徳井優、伊吹吾郎が出演。撮影は、3月3日から4月上旬にかけて南大隅町、鹿児島市で行われる。

製作のきっかけを武は、「数年前に足立さんのシナリオの授賞式がありまして、そのときに鹿児島で面白おかしく自由に映画を作らないかとお声がけいただきました。個人的なことではあるんですが、父親が鹿児島出身で勝手に縁を感じています」と述懐。「南大隅という土地が足立さんの脚本、素晴らしいキャストの方々と非常にいい化学反応を起こしてくれるんじゃないかと期待しています」と語り、本作で描かれる1300年以上の歴史を持つ御崎祭りについては「祭りを通して過去と現在がどうつながり、また人々がどう絆を深めていったかをもう一度見つめ直すことができる題材だと考えています」と続けた。

夏帆は本作への意気込みを「武さんと足立さんの映画は拝見していて、お声をかけてもらっときはとてもうれしかったです。脚本が面白く貴子も魅力的なんですが、演じるのは難しそうだなと。まだ撮影まで1カ月あるのできちんと準備していきたい」とコメント。また女子アナウンサーを演じるにあたって「アナウンサーらしく見える佇まいだったり、しゃべり方だったりを表現できるように、実際に同年代のアナウンサーの方々にお会いして勉強しています」と役作りを明かした。

貴子のかつての同級生・橋脇太郎を演じる太賀は、自身の役どころを「酪農家の跡継ぎで御崎祭りの実行委員もやっています。小学生の頃は貴子が好きで、戻って来た彼女を町のいろんなところに案内もします」と説明。そして太郎と貴子、自身と夏帆を重ね合わせ「お互いが影響を与え合う関係性を築けたら、また本作を通して人と人とのつながりのあり方を表現できればいいなと思っています」と語り、現在は鹿児島弁の練習中だと明かした。

そのほか鹿児島出身の榎木は町長、また実際に南大隅町で生まれ育った愛華は御崎食堂に勤めるユリを演じる。実際に御崎祭りを見て脚本を執筆したという足立は、「祭りやその土地の素晴らしさを伝える作品にしたいというのが前提ではあるんですが、自由に書かせていただいて。最初は祭りを見た印象を容赦なく、お世辞ではない感じでボロカスに書きました。それも快く受け入れてくださった。面白い作品になると思います」と述べた。

「きばいやんせ!私」の公開は、2019年初春を予定している。

(c)2018「きばいやんせ!私」製作委員会

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