実在の殺人鬼カップル描く「ハネムーン・キラーズ」初BD化、特典映像は74分

1970年に製作された「ハネムーン・キラーズ」が初ブルーレイ化。1月17日に発売されるソフトに、日本初となる映像特典の収録が決定した。

「ハネムーン・キラーズ」は、1940年代にアメリカで起きた連続殺人事件“ロンリー・ハーツ・キラー事件”を映画化したもの。マーティン・スコセッシが降板した後、オペラ作曲家のレナード・カッスルが監督を引き継いだ。結婚詐欺師のレイモンド・フェルナンデスとその恋人マーサ・ベックが文通クラブ「ロンリー・ハーツ・クラブ」で出会い、殺人行脚をし、電気椅子で処刑されるまでを描いている。

Blu-rayの映像特典は約74分。同じ題材を2006年に「ロンリーハート」として映画化した監督トッド・ロビンソンが、「ハネムーン・キラーズ」の魅力を語る「体型差別」、実際の事件で捜査に当たった刑事の孫でもあるロビンソンが詳細を語る「イカれた2人組」などのコンテンツが収められた。また同事件をもとにした2014年の「地獄愛」でメガホンを取ったファブリス・ドゥ・ヴェルツのインタビュー「モラルを超えて」、「ハネムーン・キラーズ」主演のトニー・ロー・ビアンコが本作への愛を語る「ラブレター」も収められている。

なお「ハネムーン・キラーズ」は、Blu-rayリリース日と同じ1月17日にDVDも再発売。また同日、「地獄愛」のBlu-ray / DVDもリリースされる。