「火花」はハッピーなメモリアル!菅田将暉、桐谷健太らが初日にツッコミ合戦

7

891

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 124 395
  • 372 シェア

本日11月23日、「火花」の初日舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ スカラ座にて開催され、キャストの菅田将暉桐谷健太川谷修士2丁拳銃)、三浦誠己、監督の板尾創路、原作小説を手がけた又吉直樹ピース)が登壇した。

「火花」初日舞台挨拶の様子。

「火花」初日舞台挨拶の様子。

大きなサイズで見る(全16件)

菅田将暉

菅田将暉[拡大]

本作は、菅田演じる漫才の世界でくすぶる青年・徳永と、桐谷扮する強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、葛藤しながら歩み続ける姿を描いた青春譚。菅田は「現場はすごく和気あいあいとしていて、ハッピーな意味でもメモリアルな毎日でした。徳永としての日々は忘れちゃいかんなあと思います」と撮影時を回想する。

桐谷健太

桐谷健太[拡大]

「火花」初日舞台挨拶の様子。

「火花」初日舞台挨拶の様子。[拡大]

菅田のあとにマイクを握った桐谷が「やっぱり、ハッピーなメモリアル……」と真面目なトーンで話し始めると、川谷から「(菅田が)今言いました!」とすかさずツッコミが入り、菅田も「俺、そんなダサい言葉使いました!?」と声を張る。桐谷は「今度、歌詞に使おうかなと思って」とにこやかに宣言したあと、撮影の思い出を振り返りながら「このメンバーが集まることはなかなかないんやっていう寂しさを……」と感慨深げな面持ちで話すが、隣に立つ菅田の表情が気になる様子で「何笑ってんの?」とチクリ。いきなり話を振られた菅田は「そのコメントを訳すとハッピーなメモリアルだなと思って!」とこらえきれずに大笑いをした。

自身も“まさき”という名のため、桐谷健太(左)が「将暉が……」と口にするたびに反応する三浦誠己(右)。

自身も“まさき”という名のため、桐谷健太(左)が「将暉が……」と口にするたびに反応する三浦誠己(右)。[拡大]

又吉直樹

又吉直樹[拡大]

板尾創路

板尾創路[拡大]

元芸人ということもあり、本作に強い思い入れのある三浦が「僕はこの作品が映画100本目。人生の思い出になっています!」と晴れやかな笑顔を見せた際には、客席から温かい拍手が沸き起こる。続いて又吉が「場面や風景、セリフに共感できた。板尾さんは僕が書いたことをすごく理解してくださった」と本作への賛辞を贈ると、板尾は「10回は読んだぞ!」とアピール。それを受けて、又吉は「本当ですか? 僕よりちょっと読んでますね」と顔をほころばせた。また、菅田がライブシーンの撮影前に“すべての芸人を代表するつもりでやって来い”と板尾から助言を受けたと明かしながら「『(川谷演じる相方の)山下がもし泣いていたら、お前何わろてんねんってツッコんであげて』とも言われて、それで僕は号泣しました。すごいハッピーなメモリアルです」としみじみと語る場面も見られた。

最後に、桐谷は「うれしさもあるけど寂しさも大きいです。最低3回は大ヒット御礼舞台挨拶ができるように、皆さんどうかお力添えを……」と観客に呼びかける。菅田は「正面を切った青春ドラマになっております。熱いものが伝わればいいなと思って作りました。後半はしんみりするかもしれないけどがんばって笑ってください」と作品への自信をのぞかせ、舞台挨拶を締めくくった。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全16件)

(c)2017「火花」製作委員会

読者の反応

  • 7

@zen0602

「火花」はハッピーなメモリアル!菅田将暉、桐谷健太らが初日にツッコミ合戦(写真16枚) - 映画ナタリー https://t.co/qnRHCXhmQD
「最低3回は大ヒット御礼舞台挨拶」
それこそ色んな地方回ろう!!←

コメントを読む(7件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 火花 / 菅田将暉 / 桐谷健太 / 川谷修士 / 2丁拳銃 / 三浦誠己 / 板尾創路 / 又吉直樹 / ピース の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。