2013年に発表した「山田裕貴ファースト写真集『山田裕貴』」に続く写真集を本日リリースした山田。「次は30歳になったときくらいかな……と思っていたので、早いな!と驚きがありました。でもそのぶん多くの人に自分を知ってもらえる機会になりますし、だからこそ本気でやろうと。カットの構成や衣装など、いろいろ意見を言わせてもらいました」と、こだわりの1冊であることをアピールする。
本書には、京都と東京を舞台にした撮り下ろし写真に加えて、山田のロングインタビューや日々の思いを吐露した直筆メッセージが収録された。山田は「京都は一番気持ちが安らぐ場所。東京行きの新幹線に乗るときは、戦場に戻るという気持ちになるんです」と打ち明ける。またタイトルの「歩」には「止」と「少」という漢字が含まれていることから、「『少し止まる』でもあり、『止まることが少ししかない』でもある。山田裕貴という1人の人間のストーリーを見せられたらいいなと。だから最初は立ち止まっているカットから始まって、最後は歩いているカットになっているんです」と本作に込めた思いを語った。
お気に入りのカットに挙げたのは、自身のモットーでもある「全部自分のせいなんだ」という言葉とともに写った1枚。ファースト写真集の頃と比べて「物事を受け止める力が身に着いた」と自己分析し、「以前は負けず嫌いが過ぎて、テレビや映画を観ていて、なんで俺は出られないんだ!と思っていた。でも、こういうところが足りないんだなとわかるようになってきて、人のせいにしなくなったところが成長したかなと思います」と語る。そんな思いを伝えるため、「企画の初期段階から、この言葉を絶対入れたいと決めていました」と明かした。さらに本書の撮影時、「『笑顔になってください』ではなく、『そのままでいてください』と言われたのがうれしかった。だから笑顔のカットは本当に素で笑っています」と話す山田。これまでの全出演作リストも掲載されていることをアピールし、本書を「山田裕貴の説明書、山田裕貴というタイトルの映画だと思ってもらえれば。自分の歩みがすべてここに表されています」と総括した。
山田は出演作「亜人」「あゝ、荒野 後篇」「HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」が現在上映中のほか、「デメキン」の封切りを12月2日に控えている。また2018年には、菅田将暉や土屋太鳳と共演する「となりの怪物くん」、主演作「あの頃、君を追いかけた」の公開も。2017年公開作だけで12本もの映画に出演したが、「好きとか嫌いとか思われるより、知らないっていわれるほうが怖い」と素直な気持ちを口にする。そして「本数じゃなくて、山田裕貴という俳優が出ているから観たいと思われる俳優になりたい。自分の魅力でいかに皆さんを取り込めるかというのが、東京という戦いかなと思います」と語った。挑戦してみたい役は?という質問が上がると、「シャーロック・ホームズ!」と答え、「朗読劇で演じたことがあるんですけど、奇人変人な役でした(笑)。僕自身もちょっと変わっているとよく言われるので、自分の変な部分を生かせる役をやってみたいです」と意欲を見せた。
なお握手会は、12月3日11時から大阪・紀伊國屋書店グランフロント大阪店、同日17時より愛知・星野書店 近鉄パッセ店でも開催される。詳細は各会場の公式サイトで確認を。
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- 山田裕貴2nd写真集「歩」 | ワニブックス公式サイト
- 【グランフロント大阪店】山田裕貴2nd写真集『歩』発売記念 山田裕貴さん握手会 | 紀伊國屋書店
- 山田裕貴2nd写真集発売記念 握手会 | 星野書店 近鉄パッセ店
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