“ボブという名の猫”が原作者におねだり、ジャパンプレミアに新津ちせも登場

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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」のジャパンプレミアが8月2日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、原作者のジェームズ・ボーエン、同作に出演するボーエンの愛猫ボブが登壇した。

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」ジャパンプレミアの様子。左からジェームズ・ボーエン、ボブ、新津ちせ。

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」ジャパンプレミアの様子。左からジェームズ・ボーエン、ボブ、新津ちせ。

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「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」ポスタービジュアル

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本作は、イギリスのロンドンでプロのミュージシャンを夢見るも叶わず、ホームレスになってしまったジェームズと彼の前に現れた野良猫ボブの実話をもとにしたもの。ボブとの出会いについてボーエンは「2007年に移り住んだ建物の周りにいました。ケガをしていたので獣医に連れて行って治療し、飼い主を捜していました。そうしているうちに、ずっと自分のあとを付いて来るようになりました。それ以来、一緒に暮らすようになって11年になります」と振り返る。一方ボブは、イベントの最中もボーエンに餌をねだり、観客から「かわいい」と歓声を浴びていた。

ロンドンプレミアで、キャサリン妃と対面したボーエンとボブ。ボーエンは「社会復帰のさまざまなプログラムについて、お話しました。ボブと会ったとき、キャサリン妃はボブの耳の裏を掻いてくれて、それに対してボブもニャーと鳴きました。わざわざ自分たちの作品を観に来てくれたこと自体、光栄に思いましたし、僕たちにとっても特別な夜でした」と述懐する。

ボブの演技についてボーエンは「完全なる映画スターでした! 超プロでしたよ、撮影中ずっと! 最高の演技を現場で見せてくれました」とコメントすると、ボブはまたもやボーエンに餌をおねだりし、観客を和ませる。またボーエンとボブが、劇中でも描かれるハイタッチ披露すると、観客から拍手が起こった。

ジェームズ・ボーエン(左)に花束を渡す新津ちせ(右)。

ジェームズ・ボーエン(左)に花束を渡す新津ちせ(右)。[拡大]

イベントには子役の新津ちせも登場。猫耳と尻尾を付けた新津は「映画の中のボブはすごくかわいかったです。すごくふわふわして、目がキラキラしていて賢かったです。音楽を聴いても逃げないんだなと思いました」とボブの演技を称賛した。

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」は、8月26日より新宿ピカデリーほか全国にてロードショー。「トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッドが監督、「アタック・ザ・ブロック」のルーク・トレッダウェイが主演を務める。

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(c)2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.

読者の反応

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False vice @Roundbeet

BDの特典にもあったプレゼン。椅子から降りて小さな子と同じ目線で受け取ったジェームズに、さすがの思いやりを感じた。

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