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同映画祭のGalas部門に正式出品された本作。23日の上映前には舞台挨拶が実施され、石井は「香港には何回も来ていますが、来るたびに大きな刺激を受ける街です。この作品をこのような形で皆さんにお見せできることを大変光栄に思います」と、池松は「香港の皆さまがこの作品を観てどんなことを感じるか、とても楽しみにしています」と観客に語りかける。
また25日の上映後に行われたティーチインで、「東京とはどういう街ですか?」と観客から問われた池松は「正直、便利な街だとは思いますが、その一方で人の思いや人の死だったりが置き去りにされていて、人が、特に若者がどんどん生きづらくなっていることを感じています。ただ、日本は大好きですし、個人的にはこの状況をなんとかしたいと思ってます」とコメント。そして劇中で演じた日雇いの仕事をする青年・慎二については「石井さんから脚本をもらったときに『当て書きをした』と言われたんですけど、僕はこんなに優しい人間ではないですし、こんなにチャーミングでもありません」と語った。
最果タヒの詩集を実写映画化した「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、生きづらさを抱えながら東京で暮らす男女の姿を描いたラブストーリー。5月13日より東京・新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行上映。5月27日より全国公開される。
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