本日4月17日、「
看護師をしながら夜はガールズバーで働く美香を演じた石橋は、撮影中に石井から「もっと闘え、もっとがんばれ」と声をかけられていたそう。石橋は「自分には技量も経験もないけど、どうにかして応えたいなと思って闘いました」と述懐し、工事現場で日雇いの仕事をする青年・慎二役の池松は「いつになくフレッシュなスタッフが集まっていたので、若い勢いがありました」と撮影時を振り返る。そんな2人について、石井は「池松くんは生きるのが大変なんだろうなってくらいの、ものすごい才能がある。心配していますね……。石橋さんはへこたれなくてどっしりしているなと思います」と賛辞を贈った。
慎二の同僚・智之役の松田は「今の石井裕也の近くにいたいなっていうタイミングだったんです」と「舟を編む」以来の石井組に参加した理由を明かす。慎二らとともに工事現場で働く岩下に扮した田中は「初めての石井組。僕は演技を作っていくタイプではなくて現場で考えるんですが、すごくやりやすかったです」とにこやかに話した。
渋谷や新宿など東京の街を舞台にした本作。MCから登壇者たちへ「東京は何色か?」と質問がぶつけられると、石橋は「透明かなと思います。いろんな人がいるし、同じ場所でも人によって雰囲気が変わる場所ですよね」と答え、池松は「この質問のせいで体調が悪いんですけど……(笑)」とジョークを交えながら「ピンク。今桜が咲いているので」とコメントする。松田は「今パッと浮かんだのが赤、青、黄色。止まれ、進め、どうする!」と信号機を連想させる色を述べて観客を笑わせ、池松から「黄色が“どうする”って駄目ですよね?」とすかさずツッコまれていた。
最果タヒの詩集を実写映画化した「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、生きづらさを抱えながら東京で暮らす男女の姿を描いたラブストーリー。5月13日より新宿ピカデリー、東京・ユーロスペースにて先行上映。5月27日より全国公開される。
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