「借りぐらしのアリエッティ」の
本作は、スタジオジブリ出身の米林とプロデューサーの西村義明が中心になって設立したスタジオポノックの第1回長編作品。イギリスの女流作家メアリー・スチュアートによる児童文学を原作に、魔女の国へと旅立つ少女メアリの冒険を描く。
「思い出のマーニー」に続き米林の作品に出演する杉咲は「スタッフの方に言われて気づいたのですが、タイトルにも自分の名前である“花”という言葉が入っていることも嬉しかったですし、運命的なものを感じました」とコメント。また「素敵な作品を、自信を持って皆様にお届けできるように頑張ります。メアリに“花”咲かせます!」と意気込みを語っている。
約1分の予告編には、メアリがホウキに飛び移るシーン、猛スピードで雲を突っ切る場面などを収録。そのほか7年に一度しか咲かない花“夜間飛行”、メアリのホウキに乗る黒猫の姿などを確認できる。
「メアリと魔女の花」は7月8日より全国ロードショー。
杉咲花 コメント
子どものころから私と家族にとっては欠かせない存在だったジブリ作品の志を受け継いだ、スタジオポノックの長編アニメーション第一作目に携われることは、私にとって飛びっきりのサプライズでした。スタッフの方に言われて気づいたのですが、タイトルにも自分の名前である“花”という言葉が入っていることも嬉しかったですし、運命的なものを感じました。
ジブリ作品の中では米林監督の「借りぐらしのアリエッティ」の大ファンです。米林監督が描く、映画がはじまった瞬間のハッとさせられるような繊細で美しい映像と、観終わった後に“暖かさ”がずっと残る、まるで魔法にかけられたような感覚になれるところが大好きです。
私が演じることになったメアリはすごく真っ直ぐで前向きな女の子です。メアリは決して器用な人ではないのですが、誰かのために一生懸命頑張ろうとする姿はすごく魅力的だと感じました。きっと映画を観ていただく方もメアリの愛らしい姿に心を揺さぶられるのではないかと思います。素敵な作品を、自信を持って皆様にお届けできるように頑張ります。メアリに“花”咲かせます!
西村義明 コメント
「メアリの声を、杉咲花さんに!」そう決めたのは、今からちょうど1年前。新スタジオを構えたばかりで、ぼくらがまだ1秒のアニメーションすら出来ていないときでした。そろそろ声を考えなければと、そのとき頭に浮かんだのが杉咲花さんだったのです。
「思い出のマーニー」で第三のヒロイン“彩香”を演じてもらったとき、当時16歳の杉咲さんは、米林監督にこう言いました。
「一番好きなジブリ作品は、米林監督の『アリエッティ』なんです。」
そのときの彼女のまっすぐな眼差し、あのときの笑顔、そして何より好奇心に満ちた彼女の声を思い出したとき、「これは主人公・メアリにぴったりだ!」と思ったぼくは、米林監督に提案。監督は大きく頷いて「彼女なら、出来ます! それに、この映画はメアリと“花”の映画です」などと、親父ギャグで笑いあったのはさておき、それ以来、監督は時折、杉咲さんに事前に少しだけ吹き込んでもらった声を聴きながら、メアリを描き続けています。
映画「メアリと魔女の花」は、杉咲花さんの声に始まり、その声とともに完成を向かえます。制作は順調に遅れていて本番のアフレコはまだ先ですが、この夏、米林映画の新たなヒロイン・メアリと“花”の大冒険に、ぜひご期待ください!
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リンク
- 「メアリと魔女の花」公式サイト
- 「メアリと魔女の花」予告編
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kiyoshi_kakinuma @bakemonofilm
魔女、ふたたび。なにを狙ってるかわからないけど。みておかなきゃとおもった。
「アリエッティ」米林宏昌の最新作「メアリと魔女の花」で杉咲花が主演、予告編も解禁 - 映画ナタリー https://t.co/2O9QfrODyg