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生田斗真主演「彼らが本気で編むときは、」ベルリン映画祭でLGBT映画の賞獲得

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生田斗真が主演を務める「彼らが本気で編むときは、」がドイツで開催中の第67回ベルリン国際映画祭でテディ審査員特別賞を獲得した。

荻上直子が自身のオリジナル脚本でメガホンを取った本作は、母親の育児放棄で置き去りにされた少女トモが、叔父のマキオとその恋人のリンコに出会い、奇妙な共同生活を始めていくさまを描くヒューマンドラマ。リンコを生田が演じ、マキオ役を桐谷健太、トモ役を柿原りんかが務める。

テディ賞は1987年に創設されたベルリン国際映画祭の独立賞の1つで、優れたLGBT映画を表彰するもの。「非常にうれしい」と受賞の喜びを語る荻上は「トランスジェンダーの人でも心は女性なのだから母親になれるかもしれないという夢を見れることや、血のつながりがなくても親子になれる希望が持てることや、子供を産まなくても母性を持てることや、さらに『その恋人』や『その家族』『母親と子供』の関係性を一番描きたかったんです」と作品の込めた思いを明かした。なお日本作品が同賞を獲得するのは今回が初。

「彼らが本気で編むときは、」は2月25日より全国ロードショー。

荻上直子 コメント

ベルリン国際映画祭の全作品の中で、LGBTを題材にした映画に贈られる特別な賞なので、このテディ審査員特別賞は、非常にうれしいです。でも私は、正直、トランスジェンダーの人がトランスジェンダーのことで悩んでいるだけの映画を作るつもりは最初からなくて、「女性として普通に」恋愛をし、仕事をし、生活を営んでいる「普通の女性」を描きたかったんです。差別されたり、理解されなかったり、陰口をたたかれたり、傷つけられたり、大きな悩みを抱えながらも、前向きに生きる「ひとりの女性」を、です。トランスジェンダーの人でも心は女性なのだから母親になれるかもしれないという夢を見れることや、血のつながりがなくても親子になれる希望が持てることや、子供を産まなくても母性を持てることや、さらに「その恋人」や「その家族」「母親と子供」の関係性を一番描きたかったんです。この映画が「さまざまな家族のカタチ」を受け入れたり、考えたりすることのきっかけになってほしいんです。今まで持っていた「普通」の概念を見直すきっかけになれればうれしいです。この映画を観て、LGBTに対する理解を深めてほしいと心から願っています。ベルリン、ありがとう!

(c)2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

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