第19回田辺・弁慶映画祭でキネマイスター賞を受賞した本作は、カルト的な人気を持つB級モンスターパニック映画「ザ・グロース」のテレビ放映を楽しむために集まった女子3人の物語。映画にまつわる思い出を語るうち、3人の因縁や悔恨が明らかになっていく。主人公の長田礼菜に鳩川七海、三澤喜子に笠松遥未、松野希に中尾多福が扮したほか、村上亮太朗、谷潤一が出演。声のキャストには脚本・プロデューサーも担う
藤本は「同じ時、同じ場所で、知らないたくさんの人たちと同じ作品を分かち合う『映画という体験』って最高だよね!という映画です。ありそうでなかった『映画を観る人たちを観る映画』ができました」、谷は「劇中のテレビから漏れ聞こえる映画の脚本もゼロからしっかり作った、深すぎる映画愛にあふれた、温かくもスリルある作品です。どうか多くの方にご覧いただけますように」と述べる。また映画監督・
「夜中のポップコーン」の配給は、配信サービス・GeneTheater(ジーンシアター)を運営するGeneHeartが担当する。なお本作の全国公開に向けたクラウドファンディングが、本日2月18日にMOTION GALLERYでスタート。詳細は特設ページで確認を。
映画「夜中のポップコーン」予告編
藤本匠 コメント
この映画を観た人が、まるで友人の家へ集まるときのようなあの親しい高揚感と、そこへ来たはじめましての人に会ったときの気まずさを感じてくれたらと思います。同じ時、同じ場所で、知らないたくさんの人たちと同じ作品を分かち合う「映画という体験」って最高だよね!という映画です。ありそうでなかった「映画を観る人たちを観る映画」ができました。
谷風作 コメント
映画を観ながら「どんな脚本書こうかな」と考えていたときに、手元から落ちたポップコーンを見て「これだ!」となったニュートン的着想で書き始めた作品です。
映画館で鑑賞中にポップコーン食ってただけなのに隣のおばちゃんから「音が耳障り」と怒られたり、映画の裏話や秘話を読んでるうちに深夜3時になったりしてしまう、自分の色んな映画にまつわる思い出を細切れにして封入しました。
本当はコーラについて熱く語るシーンもあったのですが、尺の都合で泣く泣くカット。藤本監督は削ることもできる優秀な監督です。いつもお世話になってます。
劇中のテレビから漏れ聞こえる映画の脚本もゼロからしっかり作った、深すぎる映画愛にあふれた、温かくもスリルある作品です。どうか多くの方にご覧いただけますように。
荻上直子 コメント
女たちがウケる。10年後もこの女たちが、同じようなどうでもいいことを夜中にベチャベチャ喋っているのが目に浮かぶ。変化あっても進化なさそう。ごめんけど。そんな脱力したものを、ものすごく一生懸命、みんなで作ったんだろうな。と思いました。
松崎健夫 コメント
映画とテレビの関係は複雑だ。その歴史を紐解くと、テレビ受像機が家庭に普及することよって、映画産業が斜陽化したといういきさつがあった。もはや“映像”体験は、特別なものでなくなったのだ。一方でテレビ草創期には、興行的に苦戦した「雨に唄えば」や「素晴らしき哉、人生」のような放映権の安かった映画が、再放送を繰り返すことで多くの視聴者の目に触れ、奇しくも不朽の名作に変貌したという経緯もあった。私と同世代であれば、ゴールデンタイムに放送された洋画を観たことをきっかけに、劇場へ足を運ぶ映画ファンになったという人も少なくないだろう。映画にとって敵であったはずのテレビは、映画の味方でもあったというわけなのだ。そして現代では、配信がテレビの敵となり、“オワコン”とまで揶揄されている。ところがどうだろう、リアルタイムで不特定多数の人が同時に同じ映画を観るテレビというメディアは、配信には為せないある種の熱を生み出している。例えば、SNSで「バルス!」と呟きたくなるような熱はその好例だろう。今作では、不特定多数の人と同時に自宅で映画を観ることに対する熱も描かれている。その様子を映画館で観ることになるという、入れ子の構造を伴った藤本匠監督の批評性たるや。
━━━━━━織。 @Myfavorite_A_45
@eiga_natalie 映画といえば👀🍿*゜ポップコーン