映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

黒島結菜主演、連続ドラマW「東京すみっこごはん」5月放送スタート

295

成田名璃子の小説を原作とした連続ドラマW「東京すみっこごはん」が5月よりWOWOWプライムで放送される。

物語の舞台は、東京の下町に佇む古い木造一軒家。生きづらさを抱えながらも懸命に生きる者たちが共同台所“すみっこごはん”に集い、心の交流を育むさまが描かれる。早くに両親を亡くした主人公・沢渡楓に扮するのは、ドラマ「時をかける少女」の黒島結菜。“すみっこごはん”でおいしいごはんに触れ、生きることの意味を感じ取っていく楓をみずみずしく演じる。監督には「少女」「しあわせのパン」の三島有紀子が起用された。

出演にあたり、黒島は「今回、お料理をするシーンがたくさんあります。鰹節を削ったり、昔ながらの調理法で作ることが多く、初めての経験なので楽しみです」とコメント。また「1人でご飯を食べることは平気だったのですが、なぜか美味しいものを1人で食べても、寂しいという気持ちが勝ってしまいます。それは、誰かと食べる美味しいご飯の味というものを知ってしまったからだと感じています」と明かすと同時に、「このドラマでは、誰と食べるかではなく“おいしいものはおいしい”いう事も伝えたいです」と述べている。

連続ドラマW「東京すみっこごはん」

WOWOWプライム 5月放送スタート
毎週土曜22:00~
※第1話無料放送

黒島結菜 コメント

脚本を読んだ際の感想

脚本を読ませていただいた時、美味しいものは人を笑顔にするんだなということを最初に感じました。
すみっこごはんに集まる人達は、自分に自信がなかったり悩みを持っていたりします。
それでも真っ直ぐに喜びや悲しみと向き合って生きている姿に、私もそうやって生きていくべきだと心を動かされました。
また、私が演じる楓はよく写真を撮っているのですが、楓が撮るものは“失くなってほしくないもの”という理由があります。なにかハッと気づかされるものがありました。そして読み進めるほど、こんな素敵なドラマの現場に早く入りたい!という気持ちが強くなっていき、とても楽しみになりました。

沢渡楓の印象と役作りについて

「撮影が終わって普段の自分に戻っても楓を通して物事を考えて欲しい。『こんなとき楓だったらどうするか』と常に考えて生活してほしい」。
初めて監督にお会いした時に、監督はそう仰っていました。それをずっと意識しています。
楓は思っていることを口にするのがあまり得意ではなく、我慢していることが多い女の子です。
でもすみっこごはんの人達と出会うことで、自分の想いを素直に伝えることができるようになります。
また今回、お料理をするシーンがたくさんあります。鰹節を削ったり、昔ながらの調理法で作ることが多く、初めての経験なので楽しみです。

“ごはん”にまつわる思い出について

ここ最近1人でご飯を食べることが出来ず、友達を誘ってご飯を食べるか、食べないで早く寝ることが多くなっています。1人でご飯を食べることは平気だったのですが、なぜか美味しいものを1人で食べても、寂しいという気持ちが勝ってしまいます。
それは、誰かと食べる美味しいご飯の味というものを知ってしまったからだと感じています。
でもこのドラマでは、誰と食べるかではなく“おいしいものはおいしい”という事も伝えたいです。
私自身このドラマを通して、“ごはん”というものを深く知る良いきっかけになればと思っています。

視聴者へのメッセージ

このドラマには、“きちんと伝えていく”、“お互いの尊厳を守る”という2つの軸があります。
こんなにも温かく優しいドラマに参加させていただけることがとても幸せです。
素晴らしいスタッフさんとキャストの皆さんと一緒に、観てくれる方々の心に残る作品にしていきますので、よろしくお願いします。

三島有紀子 コメント

すみっこごはんに集まる人々は、少々風変わりでオカシナ人たちですが
その実、いろんなことに真摯に向き合いもがきながら生きています。
だからこそ、きちんと相手を尊重して関わる=尊厳を守る、そんな関係性をしっかりと描きたいと思いました。
主人公の楓は、そんな人たちが自分らしい生き方に向かっていく姿を見つめ、また、すみっこごはんにある風変わりなレシピを見ていく中で、大きく欠落していた部分が少しだけ埋まり、
“人生がちょっぴりおいしくなる秘訣”を知っていく作品です。

このドラマを観終わった後、空を仰いで叫びたくなってもらいたい。
「いただきます!」
ごはんはもちろん、自然や人との出会い……、嬉しいことも悲しいことも、
この世のすべて、あらゆることを“味わう”覚悟を決める、
もしかしたらたぶんそんなことが人生がおいしくなる秘訣、なのかもしれないなと思って作ります。

成田名璃子 コメント

とても嬉しく、光栄でした。原作では何人かの登場人物の視点で世界が語られ、心理描写が多いので、ドラマではストーリー展開にどのような味つけがされるのか本当に楽しみにしていました。
いざ台本を拝読してみると、すみっこごはんの世界観を継承しながら、原作にはないドラマオリジナルの登場人物やエピソードで物語に深みと広がりを与えていただいており、何度も泣くことに。
映像化が待ち遠しいです。

映画ナタリーをフォロー