ロマンポルノ「牝猫たち」郭智博、生田斗真に前貼りのアドバイスもらう

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本日1月14日、「牝猫たち」の初日舞台挨拶が東京・新宿武蔵野館で行われ、監督の白石和彌、キャストの井端珠里真上さつき美知枝郭智博が出席した。

「牝猫たち」初日舞台挨拶の様子。左から白石和彌、真上さつき、井端珠里、美知枝、郭智博。

「牝猫たち」初日舞台挨拶の様子。左から白石和彌、真上さつき、井端珠里、美知枝、郭智博。

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「ロマンポルノリブートプロジェクト」の一環として製作された本作は、池袋の風俗店「極楽若奥様」で働く3人の女性と、彼女らを取り巻く男たちが繰り広げる群像劇。主人公・雅子を井端、シングルマザーの結依を真上、主婦でありながら風俗嬢として働く里枝を美知枝が演じた。

白石和彌

白石和彌

本作を手がけた経緯について、白石は「『凶悪』の裁判シーンを撮っている日に『ロマンポルノをやりませんか?』と言われたんです。さまざまな傑作があるロマンポルノを自分が作っていいのだろうか?という思いがありました」とコメント。池袋を舞台に選んだ理由を聞かれると「20歳前後の頃によく遊んでいた土地。最初に風俗に行ったのが池袋という経緯も……(笑)」と照れ笑いを浮かべながら話した。

井端珠里

井端珠里

井端、真上、美知枝を起用した理由を、白石は「脚本にマッチしてイメージさせてくれる3人。珠里ちゃんは10年くらい前に、若松孝二監督の『17歳の風景/少年は何を見たのか』の撮影でワンシーンだけご一緒しました。今回は会いにきてくれたときに一発で決まりました」と説明する。そんな白石との出会いを井端は覚えていないそうだが、「面談のときに恋に落ちた監督です。白石監督の作品で、自分が主演でやらせてもらえるなんて。決まったときはうれしくて小躍りしました」と声を弾ませた。

左から真上さつき、井端珠里、美知枝。

左から真上さつき、井端珠里、美知枝。

「牝猫たち」初日舞台挨拶の様子。

「牝猫たち」初日舞台挨拶の様子。

続いて印象的なシーンを尋ねられると、井端は「やっぱり緊縛シーン。痛くて苦しくて泣いちゃいました。私は子役から始めたこともあって、母親にはこの作品に出ることを嫌がられていたんです。子役の自分との決別とか脱ぎがあるとか、いろんな覚悟で臨んだ作品だったので、その緊張の糸が弾けた瞬間だったのかな。そのとき白川和子さんに優しく抱きしめられて『これからはあなたたちが時代を作るのよ』と声をかけてもらえたことは一生忘れられません」としみじみ。真山は子供を叩くシーンを挙げて「撮影のとき、すぐ隣にその子の母親がいたんです。胸を痛めながら叩いていました」と言及し、吉澤健との共演シーンを選んだ美知枝は「孤独や切なさがすごく伝わってきました」と振り返った。

また、初めて経験した“前貼り”が印象に残ったという郭が「僕の友達に生田斗真というやつがいるんですが、彼は何度も前貼りをやっているんです。前の日に電話をしてアドバイスをもらいました。一言、『全剃り』って言われて……」と明かして観客を笑わせる場面も。

そして最後に白石が「旧作のロマンポルノは常に3本立てで上映していたんですよね。荒井晴彦さんに『3本立ての中から、自分の1本をいつも探していた』と言われました。面白い作品が5本ありますので、全部観ていただいて自分の1本を探していただければ」と挨拶してイベントを締めくくった。

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