ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー予告解禁、キャット・パワーがナレーション

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27歳の若さで逝去したロック歌手ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」の予告編がYouTubeにて公開。あわせてポスタービジュアルが解禁された。

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」

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「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」ポスタービジュアル

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」ポスタービジュアル[拡大]

本作は、ジョプリンのバンドメンバーや友人、恋人、そして家族らのインタビュー映像と、彼女が家族や恋人へ書き続けた手紙を軸に構成。公民権運動やベトナム反戦運動、ウーマンリブなどが吹き荒れる時代の象徴として生きたジョプリンではなく、1人の女性としての姿を浮かび上がらせていく。

「フロム・イーブル~バチカンを震撼させた悪魔の神父~」のエイミー・バーグが監督と脚本を、監督作「『闇』へ」で第80回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を獲得したアレックス・ギブニーが製作を担当。歌手キャット・パワーことショーン・マーシャルがナレーションを務めた。バーグはパワーの起用について「ジョプリンの複雑でエモーショナルな気持ちを表現できる人はこの人しかいないと直感的に思った」と語っている。

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」

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公開された予告編では、ジョプリンが歌う「ベンツが欲しい」に乗せて、幼少期のスナップ写真やライブ映像が映し出されていく。グラミー賞歌手メリッサ・エスリッジやP!NKの回想コメントに続けて、ジョプリンが自身27歳の誕生日を迎えた心境をつづった手紙の内容が読み上げられる。

手紙を朗読したパワーは「彼女の最後の手紙を読むのは、本当につらくて取り乱してしまった。でも、彼女が近くで私を励ましてくれていると思ったら、なんとか乗り越えることができたわ」とコメントを寄せている。

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」は9月に東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。

キャット・パワー コメント

ジャニスを傷つけてしまうんじゃないかと思って怖かったわ。彼女は漫画のキャラクターなどではなく、熱いハートを持った1人の女の子だったのよ。でも、彼女の手紙を読んで心が動かされたの。わたしも、故郷の南部を飛び出してきて、家族の中では変わり者の1人だった。ジャニスの手紙は、私自身が祖母に宛てて書いた手紙を思い出させたわ。自分が書いたものかと錯覚するくらいだった。彼女の最後の手紙を読むのは、本当につらくて取り乱してしまった。でも、彼女が近くで私を励ましてくれていると思ったら、なんとか乗り越えることができたわ。

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大久保朝生 @jessasao

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