本日7月2日、「
此元和津也の同名マンガをもとに関西の男子高校生・内海と瀬戸の他愛もない日常を描いた本作。菅田は「僕と池松くんが座ってしゃべっているだけの映画。完全にDVDで観るようなこの映画を、こんなにでっかいスクリーンで観に来てくれたお客様が大好きです!」と言い放って池松や大森を苦笑いさせたが、「皆さん次第で続編も可能になるかもしれません」と続け、会場を沸かせた。
「セトウツミ」「ディストラクション・ベイビーズ」「デスノート Light up the NEW world」と共演作が続く池松と菅田。撮影やプロモーション活動で多くの時間をともにする中、互いに新たな発見はあったか?と聞かれるも、黙り込んでしまう池松に菅田は思わず「なんかあるやろ!」とずっこける。しかし当初はセリフ以外の会話はなかったものの、徐々に仲を深めていったと明かす2人。池松は「ほかの映画でもこんな感じでやっちゃった」と距離が縮まりすぎたことを反省し、「菅田くんとは今年けっこう(共演作が)続いたので、『あいつらしばらく離せ!』みたいになりそう」とつぶやくと、菅田も「1年で同じクラスだったやつらみたいだね!」と同調した。
2015年10月に行われた撮影について話が及ぶと、撮影現場に菅田の祖父が見学に来たことが明かされる。言葉数の少なかった池松だったが、菅田の祖父の話になると身振り手振りを付けながら「川を挟んだ向こう側でギャラリーに交ざっていて。みんな「菅田くん!」って呼んでも菅田くんがそっち見ないもんだから、おじいちゃんが呼んでギャラリーの子たちを喜ばせるみたいなのをやり始めて……」と説明。菅田は「おじいちゃん、接客業だからサービス精神が旺盛なんです」とうれしそうに祖父を紹介した。
また本作のキャッチコピー「喋るだけの青春」に自身の高校時代を当てはめるなら?という質問には、極真空手をやっていたという大森が「傷だらけの青春」、自転車通学だったという中条が「チャリンコだけの青春」と回答。高校時代の9割5分を主演作「仮面ライダーW」が占めていたという菅田は「残りの5分は1年間だけ入っていた部活のアメリカンフットボール。でも1年生は部室に入らせてもらえなかったので、『体育館裏の青春』でした」と青春時代に思いを巡らせる。
池松も「野球漬けだった」と切り出すが、「でも協調性のないメンバーが集まってしまい、練習に行かず部室にずっといました。練習始まる前も、休憩中も。夜遅くまで部室で横になっていましたね」と振り返ると、司会者から「ということは、『部室だけの青春?』」と問いが。菅田からも「『暗がりだけの青春』じゃないですか?」と尋ねられると、池松は「そういうことですかね」と恥ずかしそうな笑顔を見せた。
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今日のなんばにおじいちゃんは居るのかどうか(笑)