本日6月7日に「
本作は、此元和津也の同名マンガをもとに関西の男子高校生・内海と瀬戸の他愛もない日常を描く青春コメディ。塾通いのインテリ眼鏡・内海を池松、元サッカー部のお調子者・瀬戸を菅田が演じている。
池松は「川辺でしゃべるだけで本当に映画になるのかなと不安でした」と本音を明かし、司会から「いざ撮影に臨んでみてどうでしたか?」と聞かれると「1週間くらいしか撮影期間がなかったんで、手応えもクソもないまま終わってましたね(笑)」とコメント。菅田の印象については「柔軟性のある俳優さんだと思ってましたけど、いざ共演してみたら想像通りでした」と語る。一方菅田は池松について「太賀が『役者の鑑だよ』って言ってたんですけど、その通りでした」と述懐。大森が「でもこの映画で2人が初めて顔合わせしたとき、口を利かないんで怖くなりましたよ」と暴露すると、池松が「しゃべることなかったですからね。今はすごくしゃべりますよ」と弁解し、菅田も「今はもうそりゃすごいですよ」と続ける。
大阪・堺で行われた撮影について大森が「ほとんど河原で座ったままお芝居をしてもらった。途中で座布団を買ってきて敷いたりしたんですけど、本番でも座布団敷いたまま撮影しちゃって撮り直したり」と話すと、菅田が「けっこうおしりが痛かったです」と回想。印象に残っている撮影中のエピソードを聞かれた池松が「おしりが痛かったですね」と答えると、菅田がすかさず「その話したやんか!」と関西弁でツッコミ。池松も「こっからや!」と関西弁で返し「座布団が100均で買ったやつだったんで、あまり効果がなくて結局おしりが痛かった」と述べた。
菅田は撮影現場でのエピソードについて「池松くんが思ってたよりもボケるんで、ツッコむのが大変でした。別にツッコまなきゃいけないわけじゃないんですけど、目の前が散らかってたら片付けたくなるし、そのへんに赤ちゃんが捨てられてたら交番に届けるでしょ。……今のは例えがちょっと過激でしたね」と笑いつつ、「上京して7、8年経つんですけど、地元にいた頃の感覚がよみがえってきて。ボケとツッコミっていう漫才みたいなやり取りが日常にあるのを久しぶりに感じて、それ以来池松くんと一緒にいると常にそういう感じになっちゃいます」と話す。
池松は劇中での関西弁の芝居について「難しいですし、できればやりたくなかったんです。関西の人のチェックが入る感じも本当に嫌で、できれば関西で公開してほしくないぐらい」と笑わせ、「でもしゃべるだけの映画で関西弁ができてなかったら意味がないですから、ちゃんとやりました」とコメント。そして菅田に劇中での関西弁を「78点」と評価されたことを明かした。
イベントでは、本作の特報第3弾「スタンディングオベーション」でのセリフのやり取りを生で再現するように司会からオファーが。「……どういうことですか?」と困惑する菅田、「いやもう、別料金(がほしい)ですよ」と苦笑する池松だったが、見事に関西弁で掛け合いを披露し拍手喝采を浴びていた。
「セトウツミ」は7月2日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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池松壮亮、菅田将暉に関西弁78点と評価され「関西で公開してほしくない」 - 映画ナタリー https://t.co/GyBK8EUwFc
“神妙な面持ち“実演!!(笑)お腹いたい(笑)