「
福満しげゆきのマンガをもとにした本作は、4人のヘタレが自警団“TURUSI-MA”を結成し、世直しのため奮闘するアクションコメディ。ダチョウ倶楽部の3人はすでに映画を鑑賞したとのことで、リーダーの肥後克広は、“TURUSI-MA”のリーダー・中津を演じた東出について「ダメダメなリーダーがちょっと変わる瞬間のギャップに女子はキュンキュンする。たぶん僕のことを意識して演じたと思います」と冗談を飛ばす。すると東出は笑顔で「ダチョウ倶楽部さんを役作りの参考にさせていただきました」と答え、3人は「やっぱり! 吸収力がすごいなあ」と大興奮。
また“若者殴り魔”の日下を演じた片岡のカナヅチアクションの話題になると、片岡は「これ、かなり硬いんですよ」といいながらそのカナヅチで上島竜兵の頭をコツンと叩く。すると上島は「やんのかこの野郎!」と片岡に至近距離で迫り、そのままキスをするという十八番を披露。それに大爆笑する東出にまで「何笑ってんだよ!」と上島が迫ろうとするも、メンバーから「東出くんは絶対無理!」と慌てて止められた。
続いて上島に、司会の辻よしなりから「本作では環境問題なども描かれていましたが、そのような視点から観ていかがでしたか?」と真面目な質問が。上島は「環境問題は大変ですよね……。リオ五輪も大変ですし、日本はこれからどうなるのか……」としどろもどろに答え、「そんな難しいこと急に聞くなよ!」と辻に詰めよってまたもや接吻。「せっかくコメディを作ったのに、そんな真面目な視点で話されると台なしですね」とコメントした豊島にも、「台なしとはなんだよ!」と近付きキスをして会場に爆笑を起こした。
ここで、ダチョウ倶楽部の得意とする“熱々おでん芸”を披露するため、ステージに粛々とおでんセットが運び込まれる。興味津々な東出がフタを開けると中から湯気が立ちのぼり、それを見た上島は「素人が作ってるから危ないよ! やりたくない」と一言。すると肥後や寺門のほか、東出までも「僕がやります」と立候補する。つられて上島が「じゃあ俺がやるよ」と手を挙げると、それ以外の全員で「どうぞどうぞどうぞ」とおなじみの掛け合いを披露。そして熱々のおでんを顔に当てられた上島は見事なリアクションで応じ、おたまで顔を冷やして観客を笑わせた。
するとダチョウ倶楽部が「そもそもこの芸は『オレたちひょうきん族』のビートたけしさんと鶴太郎さんから始まったもの」とはやし立てて、嫌がる片岡におでん芸をやらせることに。羽交い締めにされた片岡が「せめて具を選ばせて! 乾き物にして! 白滝とかは本当にあとを引くから」と懇願するのを聞いて、ダチョウ倶楽部は「やるなって言われたことをやるのがリアクション芸!」と笑う。そして白滝を顔に当てられた片岡は、倒れ込んで完璧なリアクションを取った。
続いて、台本になかったはずの東出までがこの芸に挑戦する流れとなる。両腕を押さえられ、おでんを顔に付けられた東出は「熱っ!」と悶絶し、おたまで顔を冷やすところまで踏襲し場を沸かせる。最後になぜか豊島までおでん芸に参加。騒然とする場内を、片岡は「こんなにおでんくさい会場、ほかにないよ! 普通は飲食禁止なんだから!」とまとめた。
イベントの終わりには、東出が「こんな舞台挨拶になるとは思わなかったんですが(笑)。近年、こんなにヘタレでダメダメな連中が出てくる映画ってないと思うので、何も考えずに観ていただければと思います。観終わったあとに明るい気持ちで帰れるはずなので、楽しんでください!」と挨拶して締めくくった。
「ヒーローマニア-生活-」は全国の劇場で上映中。
関連する特集・インタビュー
関連記事
東出昌大の映画作品
関連商品
リンク
- 「ヒーローマニア-生活-」Web限定予告編
- 「ヒーローマニア-生活-」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
浅見潤 @asami_jun
「ヒーローマニア」イベントで東出昌大が“おでん芸”挑戦、ダチョウ倶楽部が大暴れ - 映画ナタリー https://t.co/Djj6wECoZs 出たっおもしろ映画宣伝だ!!!!最低限原作でダチョウ倶楽部が関係しそうなところもおでんが出てくるところも一切ない!!!