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福満しげゆきのマンガを原作に、4人の“ヘタレ”たちが自警団を結成して活躍するさまを描く本作。東出のほか、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎らが出演している。
約2000人のファンが詰めかけた会場に東出と豊島が登場すると、割れんばかりの拍手が鳴り響く。東出が「今日雨降ってるけど、大丈夫ですか?」と観客への気遣いを見せると、あちこちから歓声が。この様子に驚いた豊島が「アイドルイベントみたい!」と声を上げると、東出も「踊っちゃいますか?(笑)」とノリよく答える。
東出が演じた“ヘタレフリーター”である中津にちなみ、ヘタレエピソードを求められた豊島は「映画を観に行ったときに目の前の中学生が携帯をいじり始めたから、がんばって注意したんだけど、その後、待ち伏せされておやじ狩りみたいなことされたらどうしようと思って、映画に集中できなくなってしまいました」と明かす。一方、東出は「休日の前に、明日はせっかくの休みだからちゃんと朝から色々しよう!と思っても、昼すぎまで寝ちゃうんです……」とうなだれた。
だが豊島いわく、撮影現場での東出は「主演ということもあって、すごく“座長感”があった。自分の出番以外でも、いつも現場にいて撮影を見ていました。まったくヘタレではなかったです」とのこと。東出は「『ヒーローマニア』の現場はカメラマンさんがニヤニヤしているし、モニターを観ている監督もニヤニヤしている。そして役者も、監督にニヤニヤしてもらおうと思って演じていたので、とても幸せな1カ月でした」と振り返った。
また、アクションシーンでの苦労について問われた東出が「監督から情けない走り方をしてほしいと言われ、練習しました」と告白すると、監督からの指示が飛び、その場で披露する羽目に。東出が「恥ずかしい!」と赤面しながらも“情けない走り”を披露すると、客席には大爆笑が巻き起こる。豊島は「走るシーンで(東出が)急にゆっくり走り出して、意味がわからなくて。今の何?って聞いたら『監督がやれって言ったじゃん』って。お願いしたのに忘れてました。最初に見たときは『東出くんがおかしくなった』と思いましたね(笑)」と撮影時を楽しげに回想していた。
終盤には、本作のタイトルにちなんで関西のご当地ヒーローが応援に駆け付ける一幕も。東出は「この作品は、本当に明るい気持ちになれる映画だと思っています。笑いの聖地・大阪の人の前でコメディと言うのも怖いですが、映画館でゲラゲラ笑って、いい気持ちになって帰ってください」とコメントし、イベントを締めた。
「ヒーローマニア-生活-」は本日5月7日より全国公開。
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遠藤淳 @JUNENDO20xx
東出昌大が笑いの聖地で“情けない走り”披露、「ヒーローマニア」大阪イベント - 映画ナタリー
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