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「春のアクションまつり」谷垣健治らがスタント談義、坂口拓のウェーブに場内騒然

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「春のアクションまつり」の様子。

「春のアクションまつり」の様子。

アクション監督とスタントマンが集うイベント「春のアクションまつり」が、4月28日に東京・ロフトプラスワンにて行われた。

場内では開演前から、人間離れした技が次々と繰り出されるスタントシーン集の上映が。「るろうに剣心」シリーズなどのアクション監督・谷垣健治は、登場するなり「最初からすごすぎて何がすごいかわからないでしょ? 麻痺して帰ってくださいね!」と期待をあおる。イベントは3部構成となり、第1部では第4回ジャパンアクションアワードを開催。第2部「生きててよかった スタント特集」では、三池崇史監督作品に多く携わる辻井啓伺がバラエティ番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」にスタントマンとして出演した際、高さ12mの橋から落下した衝撃映像が披露された。

そして第3部「アクションサミット」には谷垣や辻井に加え、高瀬将嗣横山誠坂本浩一、田渕景也、下村勇二坂口拓三元雅芸といったアクション業界において現役で活躍する面々が集結。一同は「今ここに爆弾が落ちたら日本のアクション映画が作れなくなる!」と盛り上がる。

トークの内容は、「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」でも注目されたワイヤースタントの話題に始まり、マンガ原作の実写作品に対する思いや、スタントマンのギャラは妥当かという議論など多岐にわたった。また谷垣が「最近は俳優のほうがアクションに対するモチベーションが上がっているよね」と言及すると、トークテーマはスタントマンの人材不足へ。坂本が「30代や40代の僕らが現場でやっている現状。僕ら世代はジャッキー・チェンとかに憧れていた。だから目標となる人を育てなければ」と危惧し、谷垣も「アクションというよりスタントやりたかったもんね。高いところから落ちたかった!」と同意する。

この話を受け、登壇陣の会話はエスカレート。坂本の「やり終えたあと、どこか痛くないと仕事した気にならなかった」という言葉に皆同意し、辻井は「怪我したら負けだから、どこまでできるか妥協との勝負。でも成功すると『もうちょっとやれたな』って思っちゃう」と独特の観点で仕事への意気込みを語る。さらに「骨折したことある人?」という質問には全員が挙手し、谷垣が「その場面が映像に残っているとうれしい。練習で折ったら意味がない」と追い討ちをかけるようにして観客を驚かせていた。

最後の告知コーナーでは、坂口が翌日よりフィリピンで1カ月半ほど過ごすことを明かしたが、作品名や詳細には触れず。また下村が監督、坂口がTAK名義で主演した「RE:BORN」が来年公開されることを告げた坂口は、袖で見ていたスタントマン・佐久間一禎を呼び出し、肩甲骨を使った技“ウェーブ”を0.1%の力で披露することに。体の力を抜いたパンチのように見えるものの、人体の内部を震撼させるというこの技を受けた佐久間の顔色はみるみるうちに青白くなっていく。一瞬騒然となった会場だったが、その不思議な技を目の当たりにしたアクションファンたちは大いに沸いた。

※「HiGH&LOW」3冠!第4回ジャパンアクションアワードの記事はこちらから

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