阿部サダヲ、「殿、利息でござる!」の着物姿で始球式登板

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主演作「殿、利息でござる!」の公開を控える阿部サダヲが、4月13日に宮城・楽天Koboスタジアム宮城にて行われたプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズの始球式に登板した。

始球式に登板した阿部サダヲ(左)。

始球式に登板した阿部サダヲ(左)。

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「殿、利息でござる!」ポスタービジュアル (c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

「殿、利息でござる!」ポスタービジュアル (c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会[拡大]

中村義洋が監督を務めた「殿、利息でござる!」は、磯田道史の著作「無私の日本人」の一編で、江戸時代の実話をもとにした「穀田屋十三郎」の映画化作品。困窮する宿場町で千両を集めて殿様に貸し出し、その利子で人々を救おうと立ち上がった男たちの奮闘を描く。

観客に挨拶する阿部サダヲ。

観客に挨拶する阿部サダヲ。[拡大]

阿部は、劇中で扮する主人公・穀田屋十三郎として着物姿で登場。まずは場内の観客に向かって、「楽天Koboスタジアム宮城にお越しの皆さま、こんにちは! 穀田屋十三郎です。私は約250年前の江戸時代、仙台藩・吉岡宿、今でいう大和町に実在した人物です」と自己紹介する。さらに「殿様にお金を貸して、その利息で町を救ったカッコいい男たち、9人の男たち、9人の男ががんばる……野球でございます! 僕は野球が大好きでございます! ありがとうございます。ハラハラドキドキしながら、最後には感動する、そんな映画ができあがりました。ぜひ皆さんご覧ください!」と語りかけた。

そしてマウンドに現れた阿部。大きくを足を上げて投げられたボールは、ノーバウンドで外角低めへ。それがキャッチャーミットに収まると、スタジアムは歓声に包まれる。投球後、阿部は楽天イーグルスのキャッチャー嶋基宏と固い握手を交わした。

その後行われた取材にて、阿部は「なんか真っ白な感じでしたね、緊張して。でも嶋さんがとても優しかったです。ナイスピッチング!と言っていただきました!」と振り返る。自己評価については「着物ですし、うまく投げられないかなと思っていたのですが、意外とちゃんと投げられました。練習のときより足が上がったのでびっくりしました! ……ってなんかヒーローインタビューみたいですごく緊張しますね(笑)」と話す。また自らの野球経験を聞かれると、「高校までやっていましたが、今回は着物にちょんまげですから関係ないです(笑)」と回答。最後に「この映画はとても感動して楽しめる話ですので、野球ファンの方をはじめ、宮城の方、そして全国の皆さんにも、たくさんの方々にご覧いただきたいです!」とアピールした。

「殿、利息でござる!」は、宮城県で5月7日に先行公開。5月14日より全国ロードショーとなる。

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読者の反応

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たいぷかのん/スーたん @typekanon

阿部サダヲ、「殿、利息でござる!」の着物姿で始球式登板 - 映画ナタリー https://t.co/AiPWQLGcJL 「始球式に登板した阿部サダヲ(左)。」で右の審判と間違える人はそうそう居ないと思うww

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