ポルトガル現地時間3月1日、第36回ポルト国際映画祭コンペティション部門にて「
SF、ホラー、スリラー、サスペンスといったジャンルに定評があり、世界三大ファンタスティック映画祭の1つとされる同映画祭。このほかにも本作は、第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀特殊効果賞と観客賞をダブル受賞し、さらに3月末に開幕する第34回ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭への出品も決まっている。
23時過ぎからの上映にもかかわらず、会場には700名を超える観客が詰めかけた。上映前には、大泉がポルトガル語で「皆さん、こんばんは。私はクリスティアーノ・ロナウドです……すみません、嘘をつきました。大泉洋です」と挨拶。爆笑とともに「ディカプリオ!」という歓声が飛ぶと「オブリガード!(ありがとう)」と返すなど、ポルトガルでも大泉節を炸裂させた。
上映中は目を背けたくなるようなシーンでも拍手喝采が起こり、特に謎の感染で狂暴化した“ZQN”の動きや言葉には大きな笑い声が。スタンディングオベーションが起こるほどの盛り上がりに、大泉は「とにかく驚くと同時に、この映画の観方を教えてもらったように思います。こんなに笑いながら観る映画だったのかと……。周りが笑うので僕も笑ってしまいました」とコメント。熱狂的なファンの反応については「ロビーではサイン攻めにあって、次第に面白くなってきてしまいました。自分がハリウッドのスターにでもなったような気分です。だんだん自分が今までどうやってサインを書いていたのかわからなくなってきて、最後のほうはぐるぐるしたサインを書いていましたね」と振り返る。
また同映画祭ディレクターのベアトリス・パシェコ・ペレイラ氏は、大泉のことを「宮崎駿のアニメーションに声優として出演しているので、知っていました。私の個人的な意見ですが、これから決めるベストアクター賞の候補の1人になるのではないかと感じています」と絶賛。「『普通の人』を演じるのは非常に難しい。その上で、普段と違った状況に出くわすという役柄です。時間軸の中で、演技にゆるやかな変化を付けていました。プロフェッショナルで芯のある役者だと思います」とも評している。
本作は、謎のウイルスに感染した“ZQN”がはびこる世界で、生き残りを懸けて戦う者たちを描くサバイバルホラー。しがないマンガ家の主人公・鈴木英雄役を大泉、彼が逃走中に出会う女子高生・比呂美役を
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実写版のアイアムアヒーローもう完成してたの…洋ちゃんは好きだから気になるけどちょっと怖いなぁ….( ´•௰•`)
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