映画「信長協奏曲」の初日舞台挨拶が本日1月23日、東京・TOHOシネマズ 日劇で開催され、キャストの
石井あゆみのコミックを原作に、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップし、自分と瓜二つの織田信長になることを託された高校生・サブローの奮闘を描く「信長協奏曲」。2014年に放送されたドラマ版を経て本日を迎え、主演の小栗は「ホッとしました。サブローの長い旅が終わったなという感じです」と晴れやかな笑顔を見せた。
本作の見どころの1つ、大軍勢による合戦シーンはキャストがスタントなしで挑んでいる。向井は「なかなか経験できないことをしました。それに、経験したくなかったことも」と話し、実際に落馬したカットが本編で使用されていることを明かす。さらにドラマ版でも落馬したことに触れ、「あれは完全に旬のせい。2人で乗っていて、2人とも落ちたんです」と小栗を見やると、小栗は「どうにもできなくなっちゃって、前に座っていた理くんをつかんじゃいました」と弁解。それを受け、向井は「今回はちゃんと映像に残していただけたので、落ち甲斐がありました!」とポジティブな発言で場を沸かせた。
続いて話題は、ドラマで描かれなかった「本能寺の変」のシーンへ。燃え盛る炎の中で信長と明智光秀の2役を演じた小栗は、「煙が充満していて、なかなか大変でしたね」と述懐。また、小栗が「僕はかがんでいる状態だったから、(秀吉役の)孝之くんのほうが煙に巻かれていたと思う」と気遣うと、山田は「背が低いから大丈夫」と予想外の返答で笑いを誘う。皆が撮影時の苦労を語る中、山田は「秀吉は比較的ラクだったんですよ。偉いんでね。みんなが戦っているときも、高いところから『エーイ』って言っていただけ」と独特の言い回しで撮影当時を振り返った。
前田利家役の藤ヶ谷は、乗馬をはじめ、所作、殺陣などを小栗に教えてもらったことを明かして感謝する。一番好きなシーンには、信長や家臣団が一同に会するにぎやかな場面を挙げ、「旬くんがアドリブで蹴ってきたりして。僕、すごい楽しかったんですよ!」とはしゃいでみせたが、小栗の反応はいまひとつ。わざとつれない反応をする小栗に、藤ヶ谷は「旬くんはカッコいいし、2人きりのときめっちゃ優しいんです!!」とたたみ掛け、劇中同様、小栗を慕う気持ちを前面に押し出していた。
「信長協奏曲」は本日1月23日より全国で公開中。
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