映画ナタリー - 話題の映画・ドラマ情報など最新ニュースを毎日配信

ゴールデングローブ賞授賞式で喜びのスピーチ続々、スタローンはロッキーに感謝

41

第73回ゴールデングローブ賞受賞式にて、左からアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、レオナルド・ディカプリオ。(写真提供:ABA / Newscom / ゼータ イメージ)

第73回ゴールデングローブ賞受賞式にて、左からアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、レオナルド・ディカプリオ。(写真提供:ABA / Newscom / ゼータ イメージ)

第73回ゴールデングローブ賞授賞式が、アメリカ・カリフォルニアのビバリーヒルトンホテルにて現地時間1月10日に開催された。

ドラマ部門にて作品賞、主演男優賞、監督賞の最多3部門を制したのは、「レヴェナント:蘇えりし者」。「バベル」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続く3度目のノミネートで初の監督賞を手にしたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、「これまで手がけてきた作品でもっとも困難なものでした。しかし痛みというものは一時的なものですが、映画は永遠です。だから苦労なんてなんでもない」と胸中を明かし、「レオはヒーローだ」と主演のレオナルド・ディカプリオを紹介した。3度目の主演男優賞に輝いたディカプリオは「この作品はサバイバルもの。環境に適応することで精神がいかに変わるかということ、そして信頼というテーマを取り上げています」と作品について言及。そして「イニャリトゥ監督は私を信頼してくれたので本当に感謝しています。同じ旅に参加させていただきありがとうございました」と言葉を続けた。

ミュージカル / コメディ部門ではマット・デイモン主演の「オデッセイ」が作品賞、主演男優賞を獲得。監督のリドリー・スコットは、プレゼンターのジム・キャリーから作品賞のトロフィーを授かると「『コメディかな?』という疑問は残りますけど……」と前置きし、キャスト、スタッフにたっぷりと感謝する。時間を大幅にオーバーして急かされながら、最後は「弟のトニー。今日来るはずだったんですが……。彼が皆さんに愛されているのは知っています」と、2012年に逝去した、実の弟であり映画監督のトニー・スコットに向けた言葉でスピーチを締めた。

ミュージカル / コメディ部門の主演女優賞に輝いた「JOY」のジェニファー・ローレンスは故郷のケンタッキー州や家族にメッセージを届け、ドラマ部門で主演女優賞を勝ち獲った「ルーム」のブリー・ラーソンは「信じられません!」と初受賞に驚く。また、助演男優賞に「クリード チャンプを継ぐ男」のシルヴェスター・スタローンの名が呼ばれると、会場に集まった人々は総立ちになって祝福。「ロッキー」のテーマ曲が流れる中、スタローンは拍手に包まれながらステージへ。スピーチの最後には「何よりも、想像上の最高の友人であるロッキー・バルボアに感謝を捧げたい」と、自身をスターダムに押し上げた役への気持ちをあふれさせた。

授賞式には、個性豊かなプレゼンターも勢ぞろい。「マネー・ショート 華麗なる大逆転」の作品紹介に駆け付けたブラッド・ピットライアン・ゴズリングは息の合った掛け合いを見せ、「1人で舞台に上がるって聞いてたのに」「受賞者になりたかったな」などと拗ねた様子で会場を沸かせる。またトム・ハンクスが、歓声が沸き起こる会場に向かって「静かにしないと風邪を移しますよ!?」とガラガラの声を張り上げる場面も。彼はプレゼンターとして、功労賞であるセシル・B・デミル賞のトロフィーをデンゼル・ワシントンに授与。仲睦まじく家族総出で登壇したワシントンは、スピーチ用の小さなメモを目を凝らしながら読み上げ、妻から「眼鏡をかけなさいよ」とささやかれつつも感謝の気持ち大いに伝えていた。

※記事初出時より、一部加筆しました。

※映画部門の受賞結果はこちらから

※テレビシリーズ部門の受賞結果はこちらから

映画ナタリーをフォロー