玉森裕太、「レインツリーの国」イベントで“小悪魔”西内まりやの餌食に

11月21日より全国ロードショーが始まる「レインツリーの国」。その公開を祝う“心ときめく”イベントが本日11月11日、東京・表参道ヒルズにて行われ、キャストの玉森裕太（Kis-My-Ft2）、西内まりやが登壇した。

「レインツリーの国」は、有川浩のベストセラーシリーズ「図書館戦争」内に登場する架空の小説を実際に作品化したもの。食品会社で営業として働く“伸”こと向坂伸行が、1冊の本をきっかけに感音性難聴を抱える“ひとみ”こと人見利香に出会い、恋に落ちる姿を描く。本作が映画初主演となる玉森が伸を、モデルや歌手としても活躍する西内がひとみを演じる。

2人が会場中央に設けられた通路から登場すると、詰めかけた観客は一気にヒートアップ。最初にマイクを握った玉森が「向坂あっ……」と自己紹介でいきなり噛んでしまうと、会場から黄色い歓声が上がる。続けて「初映画主演ということでいろいろと不安もありましたが、自分自身にとっても心に残る作品になりました。観ていただいた方も同じような気持ちになってもらえたらうれしいです」と作品をアピールする。

名古屋や大阪で舞台挨拶を行ってきたことに触れた西内は「鑑賞後の観客の方たちの顔を見ることができてとても新鮮でした」と声を弾ませる。Kis-My-Ft2メンバーの反応を聞かれた玉森は「メンバーはみんな観てくれたみたいです」と述べ、「僕は二階堂（高嗣）と同じ試写会で観たんですけど、『これはありえないだろ！』『めっちゃうらやましー』とか、すごい反応しながら観てくれて本当にいい観客でした」と試写会での様子を振り返る。続けて「宮田（俊哉）は2回観てくれたみたいで、『ガチ泣き』ってメールをくれました」とメンバーの反応を明かしていく。

完成披露舞台挨拶などのイベントを通して、西内の意外な側面に気付いたという玉森は「すごい無茶振りをしてくるんです。小悪魔的なところがありますね」とコメント。「すいません、観客の皆さんが喜んでくれるかなと思って……」と申し訳なさげに述べる西内だったが、劇中で玉森が披露している関西弁のことに話がおよぶと、「伸さーん、伸さーん。あれ、伸さんどこに行ったんだろう？ 皆さんも呼んでください」と観客を巻き込みながら無茶振り。苦笑いを浮かべながらも、「ここにいるでえ！」と玉森が関西弁で叫ぶと、会場には悲鳴と拍手が広がった。

イベントでは、メールが重要な役割を果たす本作のストーリーにちなみ、観客からのメールに玉森と西内が返信をする企画も実施。くじで選ばれた「好きな気持ちが伝わるメールの書き方」「クリスマスにほしいもの」といった質問に対して玉森と西内は、絵文字を使いながら「シンプルが1番」「洗濯機かな」など返答していく。最後に登壇者の2人が、観客全員に感謝のメールを送ることを伝えると、この日1番の歓声に包まれた。