「ホワイト・ゴッド」監督からコメント到着、人類への犬たちの“復讐”を紡ぐ

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第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリに輝いた「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」の監督、コーネル・ムンドルッツォよりコメントが到着した。

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」の監督、コーネル・ムンドルッツォ。 (c)2014 Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」の監督、コーネル・ムンドルッツォ。 (c)2014 Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

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「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」ポスタービジュアル (c)2014 Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」ポスタービジュアル (c)2014 Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney[拡大]

動物が人間へ報復する作品に強く惹かれていたというムンドルッツォは、本作を「復讐の物語」だと言い切る。劇中で描かれるのは、離ればなれになった飼い犬の行方を追う少女の奔走と、捨て犬たちによる人間への反乱。人類が行っている世界共通の不当行為に目を向けさせることがコンセプトだったとし、「犬は虐げられたマイノリティ、犬たちを理解するヒロインは人間と動物の間に架かる橋を表した」と語った。またムンドルッツォは「犬は人類の最良の友」という言葉を挙げ、「自分たちと動物の間にどれほど多くの共通点があるか気付かず、動物を支配下に置いて虐待し、恐怖に陥れている人類への批判を描いた」と明かす。

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」 (c)2014 Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」 (c)2014 Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney[拡大]

ハンガリーの首都ブダペストを、250匹以上の犬たちが疾走する圧巻の映像が見どころである本作。犬たちへの演出が高く評価され、第67回カンヌ国際映画祭ではパルムドッグ賞も授与された。撮影に参加したのは実際に保護され、1カ月以上にわたって指導を受けた犬たち。ムンドルッツォによると、撮影後は「みんな愛情深い家庭に引き取られていきました」とのこと。そのため最終的には希望が感じられたと言い、「実際、私も1匹欲しいと思ったんですよ」と打ち明けてくれた。

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」は11月21日より、東京・新宿シネマカリテほかで全国ロードショー。

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𝐷𝐼𝑍 @DIZfilms

@Gksksmdksls 監督へお願いします…

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