本日8月24日、東京・スペースFS汐留にて「
本作は、
このイベントには、「どこまでも、ジジイおしゃれでやんちゃがイイ」をコンセプトにした雑誌MADUROの読者が招待された。“やんジー”ことやんちゃジジイ代表として登場した岩城は、自身と同じく現在64歳のマーレイの演技に対し「俺もきっとこんな感じに見えるんだなってね。ビル・マーレイのいじわるな演技がすごく自然で、最初は『やなやっちゃなー!』って思わせるようなおじいさんが、だんだん変わっていくさまがよくて、泣きましたね。ハンカチを忘れたのでポケットチーフで拭いてましたよ」と感動を噛みしめるように話す。河北も映画を観て号泣してしまったとのことで、「言葉も悪いし、たばこも吸うし、嫌なおじいさんなんですけど、完璧じゃないところにすごく親近感が湧きました」とコメント。
続いて自身の“やんちゃエピソード”を尋ねられた岩城は「言っちゃっていいの? マスコミ来てるし、俺のやんちゃ話は言えんでしょう! みんな若い頃の俺がどんなもんだったか知ってると思うから、俺は言わないほうがいいと思うよ」とニヤリ。しかし次に“いい女”の定義を聞かれた岩城は深く考え込んだ末に「みんなにいい女なんじゃなくて、自分にとっていい女なのが大事だと思うんですよ」と答え、河北から「今すごくいいこと言った!」と歓声が飛ぶ。
いつまでも若くいる秘訣を尋ねられると、岩城は「ジムに行ったこともないし食べ物に気を付けたこともないし、クリームなんかもオロナインだからお金もかけてない。ライザップはちょっと行ってみようかなと思ったけど」と笑う。そして「いまだにスノーボードに行くんですけど、帰りには足がむくんでジーンズが入らないんですよ。それだけ筋肉を使ってて! 遊んでるうちに楽しく体を使うっていうのがいいんじゃないですかね」と、やんちゃジジイを目指す観客にアドバイスした。
さらにイベント中には、岩城が恋に悩む友人へ向けた「親しき仲にも早い者勝ち」という格言が飛び出したほか、河北が経験豊富なやんちゃジジイとのデートへの憧れを語る場面も。最後に岩城は「俺は“死期ノート”っていうのを作っててね。『あいつにいくら金貸した』とか『あいつは葬式に呼ぶな』とか書いてるんだけど、でも妻に先立たれて俺が残ったらと思うとそのノートが急に進まなくなりまして。それもあって、映画の最後の、ヴィンセントと妻の関係を観ていたらおえーおえー言って泣いちゃいました」と力強く作品の魅力をアピールした。
「ヴィンセントが教えてくれたこと」は9月4日より全国ロードショー。
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