「ディアボリカル」の新鋭監督はミシェル・ルグランの甥！本人コメント到着

8月22日に封切られる「ディアボリカル」の監督を務めたアリステア・ルグランからコメントが到着した。

「ディアボリカル」は、「バイオハザード」シリーズのアリ・ラーターが主演したSFホラー。郊外で暮らすシングルマザーのマディソンが、不可解な発光や振動、血まみれの怪人の出現といった異常現象に悩まされ、調査を進めるうちに時空の概念を超えた真実に行き着く。

ミュージックビデオ界でキャリアを磨き、本作で映画監督デビューを飾ったアリステアは、「ロシュフォールの恋人たち」「シェルブールの雨傘」などの映画音楽で知られるミシェル・ルグランの甥。この映画の制作にあたり伯父にアドバイスをもらったのかという質問に対して、アリステアは「自分のことは自分でやりたかったから、特にアドバイスはもらってないよ」と返答。「ミシェルに会ったのは1度だけで、残念ながら彼のことはあまりよく知らないんだけど、僕は彼の大ファンで、特に『北極の基地 潜航大作戦』が好きだ」と話している。

また「ディアボリカル」のエンディング曲を手がけたのは、「八日目の蝉」の挿入歌にも楽曲が使用されたアメリカのポップデュオ、ビーチ・ハウス。このボーカル兼キーボードを担当するヴィクトリア・ルグランは、アリステアの実姉にあたる。アリステアはこの音楽について「姉とは仲がよくて、彼女の大ファンだよ。ずっと彼女の曲を使いたいと思っていたし、物語を完璧に表している今回の曲『MYTH』はそれ以外考えられなかった」とコメントを寄せた。

自身の次回作に関しては「僕はホラー映画が大好きなんだ。すでに次のプロジェクトに入っているけど、詳細はまだ教えられない。『ヒッチャー』をもっと強烈にした感じかな」と語った。

※「八日目の蝉」の蝉は旧字体が正式表記