本日8月10日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて「
本多孝好の同名小説を原作とした「at Home アットホーム」は竹野内、松雪、坂口、黒島、池田演じる血のつながりのない犯罪一家が“本物の家族”のような絆を築いていく物語。空き巣の顔を持つ父親役・竹野内は、脚本を読んだときの気持ちを「大きなうねりのようなものはない静かな作品ですが、生きていく上で非常に大切なことや希望を感じました」と静かに語る。
撮影現場でのエピソードをキャストが明かす中、次男役の池田は「竹野内さんに“高い高い”をしてもらいました!」とにっこり。竹野内は「しましたね」と当時を懐かしそうに振り返るも「さっき聞いたら身長が4cm伸びたって言うから、今はちょっと持ち上げるのは……」と複雑な表情に。しかし池田から「いいお父さんでした!」と太鼓判を押されると、竹野内は目尻を下げて微笑む。また本作が初共演となった竹野内と松雪は、互いの印象を聞かれると恥ずかしがりながらも演技や存在感を賞賛しあい、共演できたことを喜んだ。
“一家”が和気あいあいとした雰囲気を漂わせる中、終始二枚目キャラのような佇まいを見せていた村本はこの日まで温めてきたというとっておきのエピソードを披露。松雪と2人で撮影するシーンが多かったという村本は、最終日に松雪を食事に誘おうと決意していたとか。「先に帰ってしまったと思ってたら、松雪さんが1人でビールを飲んでいて。『僕に誘われ待ちしてるのかな』と思って誘ったら『いやいや、無理無理!』みたいな。性格も“スーパードライ”でした!」と残念なエピソードを清々しく語り、会場を笑いで包み込んだ。
最後に竹野内が「学生時代に観たさまざまな映画で、たったワンシーンだけでも『なんかあの映画よかったな』っていう覚えている作品があって。『at Home アットホーム』もそういうふうに、みなさんの心のどこかに残るものになればうれしいです」と観客に向けて語りかけ、舞台挨拶の幕を下ろした。
「at Home アットホーム」は8月22日より全国ロードショー。
竹野内豊の映画作品
リンク
- 「at Home アットホーム」 公式サイト
- 「at Home アットホーム」予告編
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やん @skd7
竹野内豊、“高い高い”で子供と触れあった「アットホーム」撮影現場振り返る - 映画ナタリー http://t.co/pUwjH5Tneg あれ?メイドじゃないw