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チリの鉱山落盤事故描いたA・バンデラス&J・ビノシュ出演作、2016年公開

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「THE 33」 (c)2015 ALCON ENTERTAINMENT,LLC

「THE 33」 (c)2015 ALCON ENTERTAINMENT,LLC

2010年にチリのサンホセ鉱山で起きた落盤事故を、アントニオ・バンデラス主演で映画化した「THE 33」の日本公開が決定した。

69日間にもわたって鉱山に閉じ込められた33人の作業員たちと、彼らが背負う家族や恋人とのドラマを描いた本作。バンデラスは実際に事故に巻き込まれた作業員マリオ・セプルベダ氏をモデルとした、どんな極限状況でもユーモアを持ち続ける心の広い男を演じた。映画化の際には、自身の代表作を引き合いに出し「『マスク・オブ・ゾロ』は実在するヒーローではありません。でも、チリの鉱山作業員は実在するヒーローだ」とコメント。セプルベダ氏本人も「チリ人のチームワーク、特に逆境での団結力を全世界に伝えることができる。本当に夢のようだよ」と語っている。

そのほかジュリエット・ビノシュが作業員の弟の救出を粘り強く訴え続けたマリア役、ロドリゴ・サントロが地上の現場で指揮を取ったロレンス・ゴルボルン鉱山大臣役で出演。プロデューサーに「ブラック・スワン」のマイク・メダボイ、原案作成に「モーターサイクル・ダイアリーズ」脚本のホセ・リベーラ、共同脚本に「ダラス・バイヤーズクラブ」のクレイグ・ボーテンといった実力派スタッフが集結し、今年6月に飛行機事故で急逝したジェームズ・ホーナーが音楽を担当した。メガホンを取ったのはメキシコ出身の女性監督パトリシア・リゲン。

「THE 33」は2016年に全国公開される。

アントニオ・バンデラス コメント

5年前、私を含めた何百万人もの人がこの事故に釘付けになった。それは、あの鉱山の中で69日間もの長い間生活し、なくなっては困るもの、例えば水や食料、子供たちのまなざし、妻の瞳、そして命の価値を映し出していたからだ。毎日あって当たり前のものがなくなるという状況を、人々は想像しただろう。

鉱山作業員33人にそれぞれの物語があり、地上で救出にあたった人たちや救出を待つ家族にも、信じられないほど感動的なストーリーがあったはずだ。映画ではすべてを描くことはできないが、チリ人の協力性と団結力を忠実に伝えなければならないと思っている。

「マスク・オブ・ゾロ」は実在するヒーローではありません。でも、チリの鉱山作業員は実在するヒーローだ。そしてその仲間たちも実在する。そのことを私はこの映画で伝えたいと思っているのです。

マリオ・セプルベダ コメント

この事故が20年前に起きていたら、おそらく私たちは救出されなかっただろう。今回の救出劇は、妻と家族や友人たちの努力と報道機関が起こした奇跡だ。私は地上にいる人たちの映像を見るたびに、今でも涙が止まらない。昼間はとても暑く、夜はとても寒い砂漠で苦しんでいた家族のことを思い出すんだ。

この奇跡が映画化されるということは、チリ人のチームワーク、特に逆境での団結力を全世界に伝えることができる。本当に夢のようだよ。

マイク・メダボイ(プロデューサー)コメント

実際にチリに住んでいたという経験が役立ち、この映画の映画権を獲得できた。チリの鉱山作業員たちにロサンゼルスで会うことができたが、心が広くユーモアにあふれ、博識な彼らを目の前にして、まるで17歳のときに時間がさかのぼったような気がしたよ。この作品は「わが谷は緑なりき」と「アポロ13」を組み合わせたような、サバイバルの勝利を描いている。作業員だけではなく家族と国にまたがるとても大きなストーリーで、最初に考えていたものよりずっと深いものになったんだ。

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