細田守「バケモノの子」展は明日から、“バケモノの街”が渋谷に出現

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バケモノの子」展が、明日7月24日から8月30日まで東京・渋谷ヒカリエにて開催される。

「バケモノの子」劇中に登場する門。

「バケモノの子」劇中に登場する門。

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「バケモノの子」展、フォトパネル。

「バケモノの子」展、フォトパネル。[拡大]

「時をかける少女」「おおかみこどもの雨と雪」などで知られ、最新作「バケモノの子」が公開中のアニメーション監督・細田守。本展では、細田の歩みを振り返るほか、彼が描いてきた作中世界を体験型展示として再現する。

絵コンテエリアの様子。

絵コンテエリアの様子。[拡大]

エントランスを抜けると、「バケモノの子」の主人公・熊徹と九太のパネルが登場。同作の舞台であり、展覧会会場でもある渋谷の街並みを背景にしたフォトパネルとなっている。続く絵コンテエリアでは、「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」の絵コンテがずらりと並ぶ。

原画が並ぶエリア。

原画が並ぶエリア。[拡大]

絵コンテエリアを通過すると、多くの細田作品でキャラクターデザインを手がけてきた貞本義行のイラストによるキャラクターパネルが集結。「時をかける少女」の真琴や千昭、「サマーウォーズ」の夏希ら作中のキャラクターたちと並んで写真を撮ることができる。次のエリアでは、細田が手がけた原画、監督作の背景美術などを紹介する。

“渋天街”をイメージしたエリアにある門。

“渋天街”をイメージしたエリアにある門。[拡大]

その後、バケモノの街“渋天街”への抜け道を思わせる通路を抜けると、作中に登場する大きな門が出現。「ALWAYS 三丁目の夕日」でアカデミー賞を獲得し、本作で美術設定を担当した上條安里監修のもと作られており、縦5.5m、横4.7mの巨大なモニュメントに仕上がっている。門の先には、「時をかける少女」のラストシーンを体験できる「未来で待ってる」ブース、「サマーウォーズ」の主人公・健二の気分を味わえる「よろしくお願いしまあああすっ!!」ブースなどが並ぶ。

「バケモノの子」の背景美術が展示された一角。

「バケモノの子」の背景美術が展示された一角。[拡大]

本日7月23日にはオープニングセレモニーが行われ、「バケモノの子」のプロデューサーである齋藤優一郎、同展のオフィシャルサポーターのグリーンダカラちゃん、ムギちゃんらが登壇。齋藤は「細田監督は、大人と子供が楽しめる夏のアニメーション映画の王道を作ろうという気持ちで最新作『バケモノの子』を手がけました。この展示も映画と同様、大人と子供が一緒に楽しめるものになっていくことを願います」と展覧会への思いを明かした。

オープニングセレモニーの様子。左から、熊徹、グリーンダカラちゃん、ムギちゃん、九太。

オープニングセレモニーの様子。左から、熊徹、グリーンダカラちゃん、ムギちゃん、九太。[拡大]

オリジナルグッズを扱うショップも併設され、細田の作品世界にさまざまな形で近づける同展。なお来場者には先着で「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」の上映で使用されたフィルムが贈られる。

「バケモノの子」展

2015年7月24日(金)~8月30日(日)東京都 渋谷ヒカリエ
開館時間 10:00~19:00 ※18:30最終入場
料金:当日一般、大学生 1700円 / 高校生以下 900円 / 前売り一般、大学生 1500円 / 前売り高校生以下 700円 / プレミアムグッズ付きチケット 2400円 / 親子ペア券 2400円
※プレミアムグッズ付きチケットはローソンチケット限定販売
※3歳以下無料

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